資格もスキルもないからコールセンターへ

仕事

何も取り柄のない私

Hitomi
Hitomi

資格とっておけば良かった…

59歳で離婚して新たに仕事を始める時、年齢的に求人は少なく、職種も限られてものしかありませんでした。

強みになる資格もスキルもない。

 

50代以上の求人はコールセンター、清掃、介護などが多く、今までの経験や性格によって選ぶ仕事は違ってきます。

私は昔テレアポの仕事をしたことがあるので、電話の仕事にあまり抵抗がなかったため、コールセンターでの仕事を選びました。

清掃や介護は経験がまったくありませんので、飛び込んでいく勇気はありませんでした。

 

この年齢になるまでに、役に立つ資格を取得するわけでもなく、目先のことだけに精いっぱいで、先を見据えて生きてこなかったのだな…と痛感しました。

 

コールセンターの仕事の多くは、資格や特別なスキルがなくてもできます。

だからコールセンターの仕事を選ぶ人は多いです。

でも離職率はとても高い仕事です。

辞めてもすぐに次のコールセンターがあるから、簡単に辞める人も多いです。

 

私のように若くもなく、資格もない人間でもできる仕事であることは有り難いことです。

つらいこと、嫌なことは山ほどありますが、それでも仕事があるから生きていける。

仕事を選べなくなってきた年齢だからこそ感じることです。

 

海千山千の人たちの中で

Hitomi
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雰囲気に圧倒されて馴染めません…

私がコールセンターで働くことを決めた理由の一つは、同年代の人がたくさんいたからでした。

私よりも年上の人もたくさんいます。

年齢層の高いコールセンターということで、安心感がありました。

 

年齢層が高いと、皆さん生活環境や前職も様々です。

離婚を経験したり、様々な苦労をくぐり抜けてきたせいか、性格がキツい人や意地悪な人もいます。

またコールセンターを転々と渡り歩き、揉まれて悪い意味で強くなってしまった人など。

私は働き始めた頃、仕事もつらかったけれど、人間関係も大変なストレスでした。

 

自分のストレスを大きくしないように、嫌な人には関わらない。

周りの人とはあまり群れないようにする。

とにかくマイペースで良いのです。

そうしないと繊細な人ほど、仕事が続かなくなってしまいます。

 

共同作業ではないので、仕事はあくまでも自分の責任。

仕事は周りの人とそれほど関わらなくてすむので、それ以外でも深く関わらないで大丈夫。

 

コールセンターは本当にいろんな人がいるので、人間関係のトラブルには気をつけたいですね。

 

何歳からでも勉強できる

Hitomi
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まだまだやれる!

昔と違い、今は年をとっても働くことが普通となりました。

今後の人生のために資格試験を受けたり、スキルを身につけて起業する人も多くなりました。

50歳を過ぎたら「今からじゃもう遅い」と言われる時代ではないです。

 

私は女性用サロンを開業したのは50代になってからでしたが、実は反対する人は多かったです。

「今からやっても失敗する」「半年もたずにつぶれる」と言われ、傷つき怒り眠れないことも何度もありました。

59歳でお店はたたんだのですが、今でも少し後悔は残っています。

 

私の病気や、叔父の介護の問題で仕事ができない状態が続き、悩んだ末に閉店しました。

仕事のやりがいや、自分のやり方次第でお給料をもらうよりも稼げることなど、やめた後は自分の選択が間違っていたのではないかと考え込むこともありました。

 

私は新たにコールセンターという職場を選び仕事を始めましたが、60代も70代もコールセンターで働くかもしれませんし、違う仕事を始めるかもしれません。

 

まもなく60歳になりますので、何か新しい道に進むたびにあれこれ言われるかもしれませんが、私はまだまだ自分の可能性を信じています。

 

私はサロンを経営するまでにエステやリンパマッサージ、整体など民間資格は取得しています。

新たな技術を勉強してスキルを上げていくことは必要ですが、また自宅兼サロンにして開業することも前向きに検討しています。

ただ資金を作らないといけないので、今は貯金を一生懸命しているところです。

 

その他私は2年前から消費生活アドバイザーの勉強をしています。

国家資格も同時に取得できるため、合格率は20%台くらいで決して簡単ではありません。

試験範囲がとても広く、内容も難しいものもあるため、2年連続で試験には落ちました。

今年3回目に挑戦します。

この資格を取得しても転職に役立つのかはわかりませんが、勉強する楽しさもありますし、3回は受験しようと最初から決めています。

 

どんな道を今後歩んでいくとしても、後悔しない生き方はしていきたいと思っています。

まだ60代、と考えるようにして老け込まないように。

 

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