強いメンタルが必要?
いい人からやめていっちゃう…
私は自分のエステサロンを閉店し、離婚し、心機一転コールセンターで仕事を始めました。
私の場合は今まで自分の責任で、自分のやり方で仕事をしてきましたし、ある意味自由に仕事ができました。
それが大きなコールセンターで働くようになり、拘束されたような不自由で窮屈な苦しさをしばらくは感じました。
半年、一年とたち、その窮屈感をやっと受け入れるようになった頃、次にストレスを感じたのは人間関係でした。
あくまでも私の主観ですが、コールセンターは本当に「様々なタイプの人間が集まったところ」だと思います。
厳しい面接があるわけではなく、派遣会社の紹介ですぐに働ける職場が決まります。
しかも時給も良いので、すぐに仕事がしたい人にとっては有り難い職種です。
だから生き様もいろんな人がいるのです。
コールセンターをいくつも渡り歩いてきた人は、それなりに強靭なメンタルを持っていると思います。
人間関係にも鍛えられてきたということなのか、マイペースであり、後輩に厳しいというか怖い人が多いように思います。
挨拶をしても挨拶を返してくれない人などたくさんいましたし、良くも悪くも仲良しで群れる。
ちょっと偏屈で変わった人もいるし、なかなかの集団だと思います。
自分もその一員なんですがね…
長く勤めていくにはメンタルを鍛える必要があります。
いい人にならなくていい
ストレスを増やさないで
コールセンターの仕事は受信でも発信でも、自分の仕事でいっぱいいっぱいになります。
覚えることやプレッシャーも多く、仕事がきちんとできないと痛い目を見るのは自分です。
誰かと協力しながらの仕事ではないので、自分第一です。
マイペースでないと、後々面倒ごとが起きたりトラブルの元にもなるので、気をつけるべきです。
先輩の中には他の人に責任を押し付けてくる人もいれば、意地悪な人もいます。
あまり深く関わらないのがいちばんです。
仲良しを作りたいと思う気持ちがあるかもしれませんが、「仕事の時間」なのだと割り切る強い気持ちが必要だと思います。
「いい人」だと思われる必要などないのです。
挨拶をし合えて、それなりにつき合えればOKです。
いい人になろうと努力すると、確かに嫌われはしませんが、面倒くさいことに関わらなければならなくなったりもします。
特定の人と深く仲良くなろうとは思わない方が無難です。
嫌な思いを極力せず、長く勤めたいと思うなら「いい人」になろうと頑張ることはやめましょう。
いいかげんな人はその他大勢にしかなれない
せっかくなら認められたいよね
コールセンターには時間をやり過ごすように仕事をしている人がいます。
それもけっこう多くいます。
長時間お客様の対応をするのは、たしかに疲れます。
でも「こんなこと自分はしたくないな」と思うような、ずるく怠けるような仕事の仕方は、結局進歩もなく次のコールセンターに移る結果になると思います。
コールセンターの仕事は受信なら膨大に覚えることがあったり、発信なら営業力が必要だったりと、決して簡単な仕事ではありません。
でも最初は大変だけど、慣れてしまえばそれなりに仕事ができるようになりますから、言い方を変えれば「誰でもできる仕事」「難しくない仕事」という見方もされるようになります。
だから慣れてきたら、要領よく楽することも覚えてきます。
でもどんな仕事でも、いいかげんな気持ちでしていたら信頼されません。
仕事が遅い、効率が悪い、サボろうとばかりすると思われたら、「その他大勢」で何の評価もされない存在になってしまいます。
せっかく働いているのだから、せめていてもいなくてもいい存在は嫌ですよね。
考え方は人それぞれですが、私は進歩したいと思っています。
前向きな気持ちで仕事をしている人は必ずきちんと認められるものです。
コールセンターを転々とせず長く勤めたいと思っているのなら、「その他大勢」で甘んじることはやめた方が時給UPなどのチャンスもあります。
同じ時間働くなら、私は好条件や評価のチャンスがある道を歩みたいと思います。
悪い色には染まらない
悪口ばかり言ってると嫌な顔つきになります
仲良しグループなどができて、どっぷり親しくなってしまうと、どうしても愚痴とか悪口ばかりを言うようになります。
そもそもコールセンターはストレスがたまりやすい環境ですから、愚痴の一つも言いたくはなります。
でも特定の人と親しくなりすぎて、愚痴や悪口ばかり言っていると、そういう人と思われて敬遠されます。
まったく言ってはいけないのではなく、群れて愚痴悪口ばかり口にすることが、結果的には自分にとって大きなマイナスになってしまうのです。
「人目なんて気にしない。どう思われてもいい。」というなら良いのですが、何も「嫌な人」というレッテルを自ら貼られることもないですよね。
コールセンターでうまく生きていこうと思ったら、理性や忍耐力が必要です。
悪いお手本は見習わないように、染まらないように、そんなメンタルは保っていたいですね。
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