お金を貯めると決める!
急いで貯金しなきゃ!
私は59歳で離婚をし、仕事も辞め、新たな生活をスタートさせました。
生きていくために選んだ職場はコールセンター。
とにかく早く仕事を決めたかった。
そして今までは自営で仕事していたので、お給料がもらえる生活をしたい!とすっかり堅実な考え方になっていました。
自分の店をたたむのも、離婚して引っ越しするのも、想像以上にお金がかかりました。
もともと大した蓄えもなかったので、お金はみるみるなくなっていきました。
だから年齢を考えても、早急に稼ぐ必要がありました。
まずは「お金を貯める」ということが最優先です。
病気で入院をしたり、冠婚葬祭があった時など、お金が無いではすまないですから、ある程度は急いで節約して貯めなければと真剣に考えました。
コールセンターは時給も良く、シニアでも仕事ができるので、きちんと働いて節約して堅実に貯金しようと決心しました。
だから多少つらくても、辞めないで頑張って仕事してみようと思いました。
まずは生活の安定。そして貯金できる余裕を持つことを目標に、「絶対お金を貯める!」と心に決めました。
コールセンターで働くと節約しやすい
しっかり働いて節約…楽しい♪
コールセンターは決して楽な職場ではありませんが、お金を貯めようと思ったら無駄な出費を抑えやすい、節約しやすい環境です。
まずお弁当を作ったり、水筒にお茶などの飲み物を用意する時間の余裕とやる気があるなら、毎日の食事代と飲み物代を最低限に抑えることができます。
お弁当は他の仕事だって持参できますが、コールセンターのお昼休憩は一斉にとるわけではないので、休憩室で一人でお弁当を食べることが多いです。
周りの目を気にせず、食事できます。
何を食べていようが誰も気にしない、見ていないので、お弁当作りも気楽なものです。
コールセンターで働くようになってから、私は1日も欠かさずお弁当と水筒の飲み物を持って出かけています。
一度どれくらい抑えられるのか計算してみたことがあります。
私のお弁当が質素なせいか、飲み物と合わせても一日あたり150円~180円くらいでした。
コンビニでお弁当を買ったら平均500円、安い自販機でお茶とコーヒーを買ったら約200円。
一日700円ほど使うとしたら、毎日500円以上節約できることになります。
月にしたら10,000円以上浮くということです。
それから服や化粧品代も、私は以前よりかからなくなりました。
電話の仕事でお客様と対面ではないので、服に気をつかう必要がなくなりました。
コールセンターで働いている人たちも、皆普段着のような服で会社に来ています。
化粧も私は一応軽くしていますが、ほとんど素顔のような人もいます。
そもそもコロナが流行っていた頃の流れでマスクをしている人がとても多いのです。
化粧品代がかからないのは誰もが共通のことですね。
コールセンターで働くようになってから、私は節約生活を楽しんでいます。
お金を貯める楽しみがあると、仕事を休むこともなくなります。
正直言って私は、お金を貯めようと強く意識していなかったら、簡単に休んだり楽なシフトにしたりしていたと思います。
お金に対してシビアになって、仕事に対して厳しさも備わったように思います。
真面目にお金を稼ぐと、評価される
自分のやったことが後で返ってくる。
コールセンターは週5できっちり真面目に働く人もたくさんいますが、ちょくちょく休む人、不真面目な人も大勢います。
とにかくいろんな人が集まっている職場ですから、あまり真面目に仕事すると損してるように感じることもあります。
いかに手を抜き、時間をやりすごそうかと考えることも、時給で働く身としてはわからないでもありませんが、意外と勤務態度ってしっかり見られています。
短期間でやめるつもりならそれでもいいですが、「何とか続けたい」という気持ちがあるなら、ある程度は真面目に仕事していた方が自分のためです。
「稼ぎに来ているんだ」という意識が高いなら、あまり休まないし、自分が損するような仕事の仕方はしないはずです。
それが結果的には評価されて時給UPになったり、部署異動や昇進などの抜擢となったりします。
「お金を稼ぐ」という目的のためには、きちんと仕事をこなしスキルを上げていくことは必要なことです。
特に昇給などは期待しない、最低限のことをしてそれなりのお給料がもらえれば高望みはしないという人は、一生懸命やらなくていいと思います。
だってコールセンターの仕事は本当に大変だから。
マイペースでいい人は、それでいいのです。
ただ、コールセンターの管理者の目は侮れません。
本当にしっかり見ています。それは間違いありません。
だから気をつけましょう。
二つのお財布
2回の給料日でモチベーシUP!
コールセンターで地道に仕事をし、節約してお金を貯めようと決心した私でしたが、実際にはなかなか厳しいものがあります。
時給は悪くはないけれど、給料日には引かれるものが多く手取り額は生活していくのがやっと、という金額です。
そして祝日があると出勤日数が減るので、すぐにお給料の金額に響きます。
とてもじゃないですが、安心していられません。
節約で支出を減らすことは大事です。
でも同時に収入を増やさないと、いつまでたっても余裕が出ません。
それに仕事がキツくて週の半ばで休みを取りたくて、Wワークを始め、休んだ日はもう一つの仕事に行くようにしました。
私が普段しているのは受信業務ですが、週1~2回は発信業務のコールセンターに行くようになりました。
これが正解でした。
私にとっては水曜日と土曜日あたりに発信業務の仕事を入れると、気分が変わってどちらの仕事にも良い結果となりました。
発信の仕事は成約になればインセンティブもあるので、やりがいがあります。
お給料日はどちらも違う日なので、月に2回給料日があって毎月とても楽しみです。
Wワークなど続かないのではないかと思いましたが、私には合う働き方だったのか、職場が良かったからなのか意外と長続きしています。
2つのお財布が私のモチベーションを上げてくれているのでしょうね。
お金とは本当に有り難いものです。
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