仕事したくない…
でも経済的な理由で働かざるを得ない
私もそんな苦しい気持ちには
何度もぶつかってきました。
魔法のようには変わらないけど
気持ちを立て直す方法はいくつかあります。
自分なりの方法を見つける参考にしてください。
仕事がつらい
一日が長すぎます…
「仕事やめたい」
そう思うことは誰でもあります。
一時的な怠け心ではなく
もっと深刻な、重たい気持ち。
仕事が拷問のようです。
若い時と違い、60代になると
体力も気力もなくなります。
会社での扱われ方も変わってきます。
あきらめや寂しさを感じて
仕事のやる気も失われていきます。
心の底から「つらい」と思います。
《辞めたくなる理由》
人間関係の問題
職場での人間関係がうまくいかないと、大きなストレスになります。
上司や同僚との関係が悪化すると、仕事への意欲が低下するだけでなく、精神的につらくなり職場をやめたいと考えるようになってしまいます。
異動や転職も選択肢として考えるべきでしょう。
労働条件の悪さ
長時間労働や低賃金など、労働条件が悪いとモチベーションが下がります。
一日中忙しいのに、見合わない給料。
いくら年齢的に条件にわがままは言えなくなるとはいえ、我慢することばかりでは気力もなくなり、仕事のやる気はなくなってしまいます。
仕事内容が合わない
自分の希望や能力に合わない仕事は、やりがいを感じられず、働きたくないと感じてしまいます。
入社時に言われたことと実際の業務内容とのギャップに落胆し、期待を裏切られたような思いになります。
割り切ろうと思っても、やはり合わない仕事は精神的にはつらいものです。
プライベートの時間不足
仕事に多くの時間を取られ、自分の時間が少なくなると、生活のバランスが崩れ、働きたくないと感じることがあります。
自由な時間が少ないとストレスはたまりますし、自律神経の乱れから睡眠不足やイライラで心身ともにしんどくなります。
鬱っぽくなり、前向きな気持ちにもなれなくなってしまいます。
《対策》
信頼できる人に相談する
働きたくない理由を誰かに話すことで、自分の気持ちの整理がついたり、新たな視点や解決策を得られることがあります。
理解者がいることを実感して、気持ちに変化が起こることもあります。
自分一人で抱え込まず、周囲に相談することが重要です。
休暇を取る
仕事から離れてリフレッシュすることで、気持ちを整理し、新たな気持ちで仕事に臨むことができます。
たっぷり睡眠をとったり、好きなことをして過ごすことで、元気な自分を取り戻すきっかけになるかもしれません。
適度な運動もストレス解消に役立ちます。
ウォーキングや軽いエクササイズから始めるのがおすすめです。
私はプールで水中のウォーキングをすることで、かなりストレス軽減となりました。
有給休暇を利用して有意義な時間を過ごす。
そして短期間でも休むことを検討しましょう。
目標設定
目標を明確にすることで、モチベーションを高めることができます。
自分が何を達成したいのかや、やりたいことや欲しいもの、旅行に行きたいところなどを考え、それに向けて努力することで意欲的に働けるようになります。
具体的な目標であるほど、日々に仕事に意味が見いだせるようになります。
転職を考える
職場環境や仕事内容が自分に合わない場合は、転職も一つの選択肢です。
無理だと判断した時には、早めに自分に合った職場を見つけることで、働く意欲を取り戻すことができるでしょう。
60代での転職は難しいところも確かにありますが、私の周囲でも60代で転職し頑張っている人は多いです。
業種は若い頃のように選べません。
でも例えば、コールセンターでも職場が変わることで生き生きと働くことができるようになった人も多いです。
安易に転職することはリスクがありますが、このままではダメだと感じたら思い切った決断が良い結果を生むこともあります。
最後に、自己肯定感を高めることも重要です。
自分の強みや成功体験を思い出して、できたら紙に書きだしてみてください。
自分を好きだった頃のことを思い出して、自信を持つことができ仕事への前向きな姿勢が生まれます。
また、日常生活で規則正しい生活習慣を心がけることは、心の安定につながります。
その中では部屋を片付け整えることも大事です。
これらの理由や対策は、多くの人々が共通している問題であり、自分自身の状況を見直す良い機会となります。
つらい時は自分を見直すチャンスでもあるということですね。
気持ちを立て直せない時には
希望が見いだせない…
私は60代になってから、しばらく仕事がつらくて気持ちが沈むことが多かったです。
何ヶ月もその状態は続きました。
鬱かな?と思い心療内科に行くことも考えました
でもまずは原因を考えました。
私は60代になってから
むなしさ、寂しさ、悲しさ、絶望を感じていたのです。
仕事の挫折での屈辱もありました。
同年代の方は同じような思いがあるのではないでしょうか?
むなしさ、寂しさなどの原因は
孤立感
定年退職や子どもの独立、友人との交流が減ってしまい、孤独感が増していきます。
親戚や知人が亡くなっていくことも多くなり、つき合いが減っていくこともそうです。
一人暮らしだとより深刻に感じます。
健康問題
年齢とともに体力も低下し、調子の悪いところも出てきます。
周りで大病したり亡くなる人も増え
健康に伴う不安や抑うつ感が増すことがあります。
役割の喪失
子育てや親の介護が終わり、自分の役割を見失い、存在意義を感じにくくなることがあります。
経済的不安
収入の減少。
いつ働けなくなるかわからない不安。
現在、そして今後の生活費の不安。
貯蓄がなく老後が心配。
60代には現実的な問題過ぎて、明るい気持ちになれなくなってしまいます。
その対策は
生きがいを見つける
新しい趣味や活動を始めることで、楽しみができます。
楽器や語学学習、資格取得、ガーデニングなどが効果的です。
あまりお金をかけずできる楽しみを探してみましょう。
社会とのつながりを保つ
友人知人と定期的に会うようにする。
ボランティア活動、サークルに参加など。
人と関わることで気持ちは大きく変化します。
孤独感を軽減できるし、新しい何かを見つけるきっかけにもなります。
心身の健康に気を配る
運動やバランスの取れた食事は、心身の健康維持には重要なことです。
運動して汗をかくことはストレス解消にも効果的です。
体重が減って若々しい外見になれば、気持ちも明るく激変します。
専門家への相談
自分で対策を試みても改善しない場合は、精神科や心療内科、カウンセリングで相談することが必要です。
自分で克服できることとできないことがあります。
無理をせず、救いの手を求めましょう。
家族や友人、周りの人達とのコミュニケーションは大事にしたいですね。
気分が沈む時は、人と関わることが億劫ですが、思い切って心を開いて自分を見せた時、意外なサポートがあったり、新たな視点で物事を見られるきっかけになることも。
最終的にいつも周りの人が、苦しみから抜け出す機会をくれました。
どんなことも人がきっかけで変化するのだと、この年齢になって実感しています。
家族に迷惑をかけたくない、という気持ちもあります。
でも正直に話した時、家族は何らかのアドバイスはくれるでしょう。
職場でも若い頃とは違う扱いをされる。
以前の自分との様々なギャップに、自分で傷ついてしまいます。
仕方ないことは受け入れるしかない。
でも素敵な60代は世の中にたくさんいる。
小さなことからでも、自分なりの心の立て直し方を持つことで、前向きで老けこまない自分になれると思っています。