コールセンターという職場
70代でも働ける職場です!
コールセンターで働く人は、年齢性別問わずとても多くなりました。
時給は悪くないし、座って仕事ができる。
そして、70代になっても仕事ができる。
年をとっても働く人にとっては、有り難い職場です。
私がいたコールセンターも、私より年上の人がたくさんいました。
それをとても心強く思ったものです。
若い人の中で気後れして仕事しなくていいこと。
気が楽になり、嬉しかったのを覚えています。
「ここが最後の職場、70歳まで働こう!」
そう覚悟を決めて、仕事を始めたのです。
でも大勢いた同期も一年後には半分以下になっていました。
残った同期だっていつ辞めてもおかしくない状態。
コールセンターの仕事は、向き不向きがあります。
合わない人は辞めた方が幸せです。
辞める理由の一つとして「難しくて覚えることが多すぎる」ということがあります。
私くらいの年齢になると、悲しいけど覚えが悪くなります。
理解ができない自分が情けなくて…
自信がなくなり「やめたい。」と考えることも。
でも何とか頑張って、それなりにできるようになれば後は楽。
一年もてば三年は大丈夫。
三年もてば、長く勤まるでしょう。
そうやってみんな、60代70代でも頑張って働いているのです。
そして何歳になっても、すごい人はいる。
60代以上でも仕事が認められ、評価されている人もいる。
私がそんなふうになれるかは、わからない。
でも余程のことがない限り、頑張り続けようと思います。
目標は70歳まで。
心も体も元気なら十分やっていけそうです。
コールセンターで働くメリット、デメリット
コールセンターで働くメリット
・時給が高い
・求人が多くすぐ働ける
・60代70代でも働ける
・肉体労働せず冷暖房完備の職場で仕事ができる
・在宅勤務もあり
コールセンターは求人が多いです。
だからわりとすぐに仕事が決まるのが、良いところです。
とは言っても、今はコールセンターで働く若い人が増えました。
扱うものによっては、50代以降は採用が難しくなってきました。
でもシニア層が多い職場で仕事できたら居心地が良く、悩みも共通することが多く安心感があります。
ただ気をつけないといけないのが、愚痴や悪口を言う仲間です。
親しくなりすぎると、あまりいいことはありません。
周りに信用されませんし、仕事においても成長できません。
そういう人間関係さえ気をつければ、煩わしいことは少ない職場だと思います。
人と関わることが得意ではない方も多いですし。
マイペースでいるのがいちばんです。
夏は涼しく冬は温かいところで、座って仕事ができます
電話を通して、お客さまと心が通い合う喜びを感じることもあります。
仕事を覚えたら、在宅で仕事をすることもできます。
私も将来的には、在宅で仕事をしたいと思っています。
そして時給の高さです。
週5日のフルタイム勤務なら、贅沢はできませんが生活できます。
離婚などで一人暮らしの50代60代も多い中、
働き続けられる職場があることは有り難いこと。
私は離婚をする前は、70歳まで働こうとは考えませんでした。
でも60歳が目前で離婚した今は、重要なことだと感じています。
コールセンターで働くデメリット
・仕事、人間関係ともにストレスが大きい
・スマホを休憩時以外見れない、休憩時間を管理されるなどの不自由さ
デメリットのいちばんは、ストレスが多いことです。
業務が受信でも発信でも、どちらも理不尽なクレームがあります。
罵詈雑言に、一日中嫌な気分を引きずることもあります。
受信は覚えることが膨大にあるので、しばらくはわからないことだらけ。
覚えが悪くて、頭が回らなくなりました。
上司や同僚の人間関係もストレス大です。
上司は年下のことが多いです。
感情的な上司だと、びくびくと萎縮することもあります。
上司が嫌で退職をした人を今まで見てきました。
それを機に上司が変わってくれば…と思いましたが。
現実は、変わらないものです。
同僚は、孤立しない程度に距離を保つのがいいです。
コールセンターは本当にいろんな人がいます。
苦労してきた海千山千の人も多いです。
人とあまり関わりたくない人もいます。
私は人間関係で仕事を辞めたいと思ったことは、何度かあります。
意地悪をされ、このままだと心が壊れてしまう…
と、危機感を感じたのです。
ストレスに弱い繊細な人は、逃げた方がいい場合もあります。
耐性ができてしまえば、楽になるのですが。
次にあげるのが不自由なことです。
コールセンターは情報漏洩を防ぐため、スマホは持ち込み禁止です。
休憩時間は管理され、休憩時にしかスマホは見れません。
私のように高齢の母が心配だと、いちいちロッカーまで行くのは不便です。
デメリットはいくつもあります。
でもストレスの対処ができれば、年をとってもマイペースで働けるのです。
年金が少ないから70代でも働くと決めた
豊かな老後を送りたいですね!
これから年金をもらう私たち。
年金だけで生活できないとわかっているから、ずっと働ける場所が必要です。
ずっと厚生年金を掛けていれば、まずまずの金額の年金をもらえるかもしれません。
国民年金だと40年掛けても、年金では生活できません。
40年どころか、10年20年しか掛けてない人も、今は多いようです。
そんな人は財産でもない限り、動けるうちは働く必要があります。
重労働ではなく、長く働ける職場。
コールセンターはやはりはずせません。
私自身も、未納期間が何年もあります。
借金があり生活が大変で、支払う余裕がなかった。
まだ先は長いし、何とでもなると思っていました。
実際私は昼も夜も、たくさん働きました。
貯蓄しようといつも節約し、頑張ってきました。
でもその頃の家計は、私一人では変わらなった。
払えるようになってからどんなに頑張っても、昔の未納期間はどうしようもない。
少しでも長く払い、そのためには仕事をし続けること。
できる限り働き続けるしかないのです。
恥ずかしいけれど、離婚して60歳を目前にして…
やっと自分の老後の危うさがわかったのです。
これから自分の力で生きていかなければいけない。
堅実な生き方をしていかないと。
そのために選んだ仕事がコールセンターなのです。
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