信頼できる友達はいますか?
60代にもなると友達付き合いも少なくなり
友達と呼べる人が本当にいるのか自信がなくなります。
あくまでも私の話しですが。
密な関係で、信頼できる友達がいる人もいるでしょう。
そんな人は本当に幸せです。
私は40年以上の友達と、原因がわからず疎遠になってしまい、傷つき苦しんだ時がありました。
長い付き合いだからずっと関係が続くわけではない。
どうしようもなくなれば、あきらめるしかない。
そんなことから、友達はいれば幸せだけど、いなくても大丈夫と考えることにしました。
いくつになっても人間関係の悩みは尽きません。
もう深く思い悩むことはやめようと思いました。
そう思えるまでは悲しかったけど…
私のように悩んでいる人は多いと思います。
だから悩まないための方法を考えてみました。
60代、友達は必要なのか
必要だとは思うけど…
60代からの友達の必要性は、さまざまな考え方があります。
友達がいると精神的な安定や満足感を得られます。
60代以降、友達の存在は孤独感を和らげ、日常生活に活気を与えてくれます。
有り難いですね。
調査によると、60代以上で親しい友達がいない人は約3割。
3人に1人は友達がいない。
友達がいない人は意外と多いのですね。
人づきあいをする余裕が、時間的にも金銭的にもなくなることも大きいでしょう。
体力気力が低下し、人づき合いが面倒くさく感じます。
そんなことから、孤独を楽しみ自由に生きる人が増えました。
友達はいたらいいけど、いなくても平気と考える人が増えたことには、何だか安心しました。
60代以降友達がいること、いないことのメリットなどについてまとめてみました。
友達の必要性
精神的な安定
友人関係は、高齢になるほど精神的な安定をもたらします。
孤独感を和らげ、悩みを共有できる友人がいると、心の支えとなります。
何かあったら話を聞いてくれる人がいることは、心強く幸せなことです。
孤独が怖い人にとっては最大のメリットです。
健康への影響
友達づき合いは、認知機能の低下を防ぐ効果があります。
会話や一緒に行動することで、脳が活性化されます。
人との関りが良い刺激となって健康的な生活を作るのです。
社会に関われる
60代以降でも仕事をしていたら社会と関わることができます。
それは若々しさや精神的余裕を保つことに大きく役立ちます。
その他、友達がいると地域活動やボランティアなどにも参加しやすくなります。
若い頃は忙しくボランティアはできなくても、時間に余裕ができたら生きがいとして社会貢献で社会と関わりたい気持ちを持つ人も多いはず。
人に頼られたり、感謝されることは喜びです。
社会とのつながりで孤立感が軽減され、張りのある生活ができます。
新しい出会いの機会
60代からでも友達を作ることは可能です。
仕事や趣味のサークル、ボランティア活動などを通じて、新しい人間関係を築くことができます。
親しい友達がほしいと思ったら、思い切って新しい世界に入っていくことです。
年齢と共に新しいことは億劫だし、勇気も必要です。
でもそうすることで孤独感を感じず、良い刺激となります。
経済的感覚の一致
老後には金銭感覚が合う友人が大事です。
外食や旅行なども無理せず楽しむことができます。
金銭感覚が違うと、お付き合いができなくなってしまい、むなしい思いをすることに。
無理しない気楽な関係が大事です。
友達いなくても大丈夫
友達がいなくても充実した生活を送れるという考え方もあります。
孤独を快適に過ごすのに、多くの友達はいらない。
一人でいても楽しめる好きなことがあること。
孤独に対する勇気も大切です。
交友関係が広いと冠婚葬祭などの負担が増え、食事や旅行など交際費がかかります。
60代から収入は減ってしまいます。
出費は極力抑え、節約を心がける人も多いです。
交際費が少なければ金銭的な余裕になり、気持ちの安定につながります。
身軽で、人に振り回されない生き方と
自分のために時間とお金を使うのは素敵です。
友達の必要性は個々の状況や価値観によって異なります。
60歳を過ぎたら友人関係を見直し、自分に合った人間関係を見つけることが大事です。
友達をこれから作るには
心許せるひとがいてほしい…
自分の時間がいちばん大事。
でも何かあったら話せる友達がいたらいいな…と思っている人は多いと思います。
でも友達を作るって簡単ではない。
人付き合いが苦手で、自分から歩み寄るのができない人には、なかなかハードルが高いことです。
私もそのタイプで、友達ができにくいです。
でも人と関わることで、積極的になれなくてもご縁があれば友達になれるし、向こうから近づいてきてくれることもあります。
新しい人間関係は良い刺激となるし、楽しいことが増えていきます。
友達を作るためには必死にならない。
期待をしない。
必死なるとかえって逆効果です。
気楽に穏やかで、ガツガツしないように気をつけましょう。
友達を作るにはどんな場が必要でしょうか。
仕事をする
定年などで仕事を辞めた後も働くことで、同年代の人たちと交流する機会が増えます。
職場での人との関りは友達ができる可能性があり、経済的な安定も得られるので一石二鳥ですね。
職場で親しくなり、長い付き合いになることもあります。
ただあまり深く関わり過ぎて、後々トラブルになることもあるので、適度な距離を保つことが大切です。
サークルや習い事を始める
新しい趣味などを始めることで、共通の趣味を持つ人と出会うことができます。
興味を共有でき、会話も弾みやすくなります。
グループ活動ができるものや、教室に参加するのが話す機会も多いので良いと思います。
地域活動やボランティアに参加する
地域のイベントや活動に参加することで、近隣で同じ目的を持つ人と出会うことができます。
共通の話題があれば、親しくなりやすいです。
社会貢献をしながら友達ができ、絆を深めることもできます。
日常生活の楽しみとなります。
昔の知り合いに連絡をとる
過去に親しかった友人知人に連絡してみることで、新たな関係を築くきっかけになることもあります。
また友達の友達を紹介してもらい、信頼できるつながりで友達になれることも。
共通の知人がいることで初対面でも話しやすくなります。
SNSやアプリを活用する
SNSを利用して新しい友達を見つけたり、オンラインコミュニティに参加することも効果的です。
特に趣味や関心事に基づいたコミュニティに参加することで、新しい友達を作る機会が増えます。
実際に会う前に交流ができるので、親しくなるには良い方法です。
これらの方法は60代から新たな交友関係を築くための手段となります。
また孤独感を軽減し、充実した生活を送るための助けとなります。
友達作りは一朝一夕にはいかないので、焦らず少しずつ取り組むことが大事です。
自分に合った方法で、ゆったり構え「友達はできたら嬉しいけど、できなくても大丈夫」というスタンスでいきましょう。
60代、友達断捨離
ストレスになることはやめよう
60代になると、友人関係を見直すことが多くなります。
これは人生の節目での意識や、健康や時間の重要性を実感するようになることからきています。
人生の後半は自分に残されている時間を何かにつけ意識することが増えてきます。
だから時間を大切に、後悔しない生き方をと考えます。
人間関係でストレスだらけの毎日など、もういらないのです。
自分の持ち物や家具なども、不要なものは処分しようと思うことが多くなります。
すると人間関係も、本当に必要な人だけでいいと思います。
友達の断捨離とは、ちょっと失礼な表現かもしれませんが、必要なことと思います。
60代での友達の断捨離をする理由や利点についてあげてみます。
人生のリセット
60歳以降、多くの人が「人生をリセットしたい」と感じます。
人間関係や習慣を整理し、シンプルで充実した生活をしたい気持ちが強くなります。
自分の意志で友達を選ぶことで、人間関係をより良く人生を豊かにできるのです。
ストレスの軽減
友人関係がストレスの原因となることがあります。
愚痴や悪口を言う人は精神的負担となるため、距離を置くことで心にも余裕ができ楽になります。
ポジティブな影響
自分にとって本当に大切な友人との関係だけにすることで、ポジティブな影響を受けます。
ネガティブな感情を引き起こすような関係は整理し、自分自身の成長や幸福感のあるつながりを大切にすることが大切です。
新しい出会い
友達の断捨離をすることで、人間関係に覚悟ができます。
人との出会いにも前向きになれます。
すると新しい趣味や活動に参加しやすくなり、出会いの機会が増えます。
そして自分に合った人間関係を築くチャンスが広がります。
自己理解の深化
孤独と向き合うことで、自分自身をより深く理解できる時間ができます。
これが自己成長につながり、心の平穏をもたらします。
60代での友達断捨離は、単なる人間関係の整理ではなく、自分自身の人生を豊かにするための重要なステップです。
自分にとって心地よい人間関係を選ぶことで、より充実した日々を送ることができるでしょう。
友達がいないと悲観的になったり、自分に欠点があるからと責めるような気持ちになることは自分を苦しめるだけ。
60代以降は孤独すら楽しめる心の豊かさを持ちたいですね。