清潔感がいちばん大事
50代の女性が「素敵な人」と言われるには「清潔感」が不可欠です。
若い頃はセクシーな服や化粧で歩いていても、それがたとえ下品で大失敗だったとしても、笑って見ることができます。
でもこれが50代くらいにもなると、一歩間違うと汚らしくて下品で見ていられないものとなります。
若い時は性的な雰囲気は魅力となりますが、中年になるとストレートに性的な雰囲気は気持ち悪いもので、とても嫌われます。
50代からの色気は、性的なものを極力匂わせないにし、とにかく清潔で品があることが大切です。
同性の目から見ても清潔感がある人は美しく素敵です。
清潔感のある髪
50代くらいから清潔感のある素敵な髪だな～と思う人は、めっきり少なくなってしまいます。
白髪が増えてきたり、パサパサゴワゴワしてくるし、薄毛になる人も増えます。
これらはこまめにシャンプーしていても、何だか不潔っぽく見えます。
そして髪だけではなく、全体の雰囲気が不潔っぽくなってしまいます。
清潔感があり艶があって、ほのかにいい香りがする髪は、品があるしその人を何倍も美しく見せます。
髪には手間をかけてお手入れしたいものです。
ただ50代になると、手入れをしてもなかなか思い通りの髪になりません。
閉経後はホルモンの関係もあり、若い頃のような美しさを保つのは本当に大変なことです。
白髪や薄毛の悩みもありますが、頭皮のにおいも強くなります。
頭皮はふとした時にプ～ン脂っぽい不快なにおいがします。イメージダウンもいいとこなので、しっかり気をつけたいことです。
シャンプーを毎日するのは当然ですが、シャンプーの時は頭皮はしっかり洗うようにします。
そして毎日頭皮と髪のために、ブラッシングすることをおすすめします。
ブラッシングは髪に艶も出ますし、くせ毛などの改善にもなります。顔のリフトアップ効果もあります。
清潔感を心掛けるなら、髪はその中でもっとも気をつけたいところです。
また頭皮の血行を良くすることは、髪にも頭皮にも、顔の張りにも影響するので、質の良いシャンプー選び。そして頭皮のマッサージを取り入れることで大きな違いが出てきます。
素肌が綺麗
年齢を問わず肌が綺麗なのを望むのは、女性として当然のことですよね。
50代にもなるとシミやシワを隠そうと厚化粧することが、逆効果になることはご存じの方も多いと思います。
でもわかっていても隠したい一心で、ついついファンデーションが厚くなってしまうものです。
化粧した直後はカバーされて綺麗に仕上がったと安心しても、時間がたって鏡で顔を見たら、ファンデーションがよれていて、シワの部分がファンデーションで溝になって目立っていたり、厚化粧独特の素肌の色とは違う何とも不潔っぽい肌となっていて、ショックですね。
わかっていても繰り返してしまうファンデーションの厚塗り、本当にやめないといけません。
シミやシワはできてしまうと、そう簡単にはなくなりません。
お手入れで薄くすることは可能な場合もありますが、それよりも美しさを感じるのは、肌の艶とか透明感だと思います。
艶も透明感もちゃんと肌をいたわり、手をかけてあげないと実現しませんし、睡眠や食事、ストレスも大きく左右します。
50代以降で綺麗な人は、特に睡眠時間をたっぷりとる習慣があります。
そしてきちんと洗顔してしっかり保湿して、艶のある肌に薄化粧。
艶と透明感があれば、多少のシワやシミはそれほど問題ではなくなります。
50代を過ぎたら顔のつくりが美人であるかよりも、艶と透明感のある肌。清潔感があることが大事です。
清潔感のある足
日中は靴やストッキング過ごすことが多いので、人の目にふれない足は手入れをせずに放置の人が多いと思います。
年齢とともに自分の体の手入れが面倒になり、人に見られないところはほったらかし状態。
私は以前、女性用サロンでリンパマッサージの施術をしていましたが、手入れされていない身体は足を見ればすぐわかります。
かかとや足裏は角質がたまりカチカチでガサガサ。爪も不潔っぽく伸びていたり、変形していたり。
足の指は男性並みに毛が何本も生えていることもありますし、足のにおいがすることも。
綺麗に化粧や髪型は整えら、素敵な女性だなと思っても、足を見て何だか見てはならないものを見てしまったような複雑な気持ちになったことも度々あります。
逆に60代70代でも清潔そうな綺麗に手入れされた足の人もいました。
そういう人に対しては、「何て素敵な女性なんだろう」と尊敬の念がわいたくらいです。
毎日忙しくて、お風呂上がりの自分の手入れなど後回しにしがちですが、怠ることを習慣にしてしまうと角質だらけのひび割れた足は、そう簡単に綺麗な足には戻りません。
角質がたまっていると足のにおいの元にもなります。
見られたくない時に限って、人目にさらす羽目になることもあります。
見えない部分ではありますが、こんなことが女性としての自信を失っていくことになります。
女性らしい気持ちを失いたくない、自分をいつまでも素敵な女性にしたいと思うのなら、見えない部分こそ手入れしておきたいですね。
歯の手入れと口臭予防
年をとる毎に、口臭が気になりますよね。
男女問わず、50代にもなればその年代特有のにおいが出てきます。
おじさんおばさんの口臭が嫌だと言う若者はたくさんいますが、同じ年代であっても話をしていて口臭がしてくると顔を背けたくなるほど嫌なものです。自分のことを棚に上げてかもしれませんが…
食べものや体調、汚れが残っている、歯周病など原因はいくつもあるでしょうが、気づいたらすぐに対策したいですね。
人間関係にも響きますし、イメージダウンになってしまいます。
自分の歯が抜け、失い始める時期ですし、目立つ部分が歯が抜けたままだと10歳も20歳も年老いて見えてしまいます。
歯が黄色くて汚れた色をしているのも、正視できない不快感があります。
歯医者に行くことは若い頃よりかなり多くなりますが、取り返しのつかないひどい状態になる前に処置はしておきたいですね。
そして食後の歯磨き、歯茎のマッサージと口元の若さと清潔感を保つ努力はしていくべきです。
品があって小綺麗な服
服は自分で気づかず間違ったものを身に着けてしまうことが多いです。
若々しい服を選んだつもりが、全然合っていなくて痛々しい感じになってしまったり。
あまりにも安っぽい雰囲気だったり、通気性が悪くて汗のにおいがしてきたり…
よく言われることですが、若い人と同じ服を着るとか、セクシーな服を着るのはやめておいた方が無難です。
その路線の服を着て素敵に着こなせる人はあまりいません。若い頃とは体型も雰囲気も違ってしまうのですから。
自分の雰囲気を引き立たせるシンプルな服を選ぶようにしたいですね。
品よく素敵な服を着たいなら、あまり安物ではない品質の良いものを選ぶ必要があります。
しっくり自分に似合うものを着ていたら、身のこなしも品よく変わるので、人の心とは小さなことで変化するのですから侮れませんね。
通気性の悪いブラウスなどを着る時は、汗のにおいが独特の強烈なものになりますので注意が必要です。
身だしなみもあれこれ抜かりなくしようとしたら、本当に大変なことです。
日々の積み重ねです。無頓着でほったらかしが当たり前にならないように、自分を少しでも綺麗に見せる気持ちはなくしてはいけないですね。
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