私は60代の派遣コールセンター勤務。
59歳で離婚。
仕事もオーナーセラピストからの転職でした。
何から何まで、落ちこぼれの私…
そんな私の還暦目前の再スタートでした。
職種は違っても、ずっと仕事してきた私。
きっとうまくと、意気込んで仕事を始めました。
でも現実は…厳しかった。
メモしても覚えられないし、すぐ忘れる
簡単なことでミスをする
若い上司の冷ややかな視線が怖い
「使えない」と言われた気分でした。
以前の私は、こんな仕事ができない人間じゃなかったのに…
そんな60代女性が抱える職場の悩み──
「覚えられない」「ミスばかり」「認められない」
その“見えない壁”をどう超えるかをお伝えします。
60代の「覚える力」は回復できる!脳科学を味方につける方法
実は、60代の脳でも記憶力を取り戻すことは可能です。
ポイントは「脳に合ったやり方」をすること。
手遅れではありません。
脳は決して60代でも衰えるわけじゃない。
私が試して効果が出た覚えるルール
🔹寝る前の「声に出す記憶法」
その日学んだことを音読してから寝る。
それだけで、記憶定着率が大幅にアップ。
「自分の声」で話すのがポイント。
スマホで録音するのも効果的。
🔹3日サイクルの復習術
1日後、3日後、1週間後に同じ内容を見返します。
忘れるタイミングに刺激を与えるのです。
脳に「情報」として伝わります。
🔹アロマ×記憶トリガー
ローズマリーの香りは、記憶力を高めると科学的に実証されています。
「覚える時」と「実践する時」に同じ香りを使うと、記憶の引き出しが開きやすくなります。
「ミスが多い」を劇的に変える!60代のための5つの裏技
60代になると記憶力、集中力、視力が衰えます。
そして、ミスが多くなります。
今まで考えられなった簡単なことを忘れます。
「年をとるって嫌になる…」
あきらめでついつい口にしてしまいます。
でも年齢のせいだけとは言えないかも。
私がそうだったのですが
「覚えが悪くなった」を言い訳にして
調べもしないで何でもすぐ人に聞いたり。
周りに頼り、やってもらって当然と思ったり。
それに慣れてしまうと覚えは良くならない。
仕事できない人認定されてしまいます。
ミスはしたくない…
でも「仕組みで防ぐ」方法を知れば、ミスは減らすことができます。
私が実践した「ミス削減ハック」
✅① チェックリストをポケットに忍ばせる
見られたら、恥ずかしい…?
でも自作のチェック表は強い味方。
自分の手順に合わせて作るので、忘れやすい部分をピンポイントで補強できます。
✅② 色を使った“視覚アラート”
赤ペンで囲む、注意箇所に色つきテープを貼る──。
これだけで目が自然に注意を向けてくれるようになります。
これ、私は定着していて効果的です。
✅③ 青い光で集中力UP
100均で売っている青色LEDライトを使うと、作業中の集中力がアップします。
パソコン作業や事務系の仕事にもおすすめ。
✅④ 5分間の「静かな深呼吸」
出勤前に目を閉じて、深呼吸を5分。
これでストレスホルモンを抑制し、心が穏やかになります。
✅⑤ 小さな役割を「勝手に」作る
「私は○○係」と、勝手に役割をつくります。
例えば「ゴミ袋チェック係」「昼休み声かけ係」など。
これが信頼となりますし
自分の居場所に繋がります。
「認められない」から「頼られる」へ変わる3つの視点
最初は誰にも期待されていなかった私。
でも、あることに気づいたんです。
若い人には「できないこと」が
60代にはできる。
🔸① 共感力は最強の武器
若いスタッフの悩みを、ただ聞くだけで信頼が生まれます。
説教せず、アドバイスも不要。
「うんうん」とうなずくだけOK。
🔸② 裏方の仕事を“静かに完璧に”
誰もが面倒がる仕事を、黙って綺麗にこなす。
気づいてもらえなくても、必ず見ている人がいます。
🔸③ 知識より「一緒に調べる姿勢」
質問されて答えられなかったら?
「一緒に調べましょう」で十分。
答えよりも、“安心できる相手”であることが、信頼をつくります。
60代の壁は「終わり」じゃなく「はじまり」
60代は「もう遅い」と思われがちです。
でも私は、60歳でもっとも自分らしく仕事をしていると思っています。
覚えられないこともあります。
ミスして落ち込む日もあります。
それでも──
「昨日より少し前に進んだ」と思えたら、希望を感じました。
🔽今日からできる「希望の習慣」3選
寝る前に、今日覚えたことを声に出してみる
職場で小さな役割を名乗ってみる
朝の5分、目を閉じて深呼吸
どれか一つでも、きっと毎日が変わります。