実年齢より老けて見られるの気になっていませんか?
ちょっとしたことで、見た目年齢が5~10歳若返ることは可能です。
逆に油断すると生活に余裕がないように見え、「貧乏くさい見た目」になってしまうことも…
「これくらい大丈夫」と思う小さなことで、大きなマイナスイメージになるなんて。
本当に気をつけたいですね。
60代女性が貧乏くさく見える理由。
そして、その対策方法を詳しく取り上げていきます。
「貧乏くさい人」とは?

貧乏くさくないか、とても気になります
そもそも「貧乏くさい人」とは、どのような人でしょうか?
「貧乏くさい人」の特徴としてよくあがることをまず確認してみます。
・くたびれた服や小物を身につけている
・髪にツヤがなく、白髪やボサボサ、不潔っぽい
・全体の色合いが暗く、くすんだ感じ
・時代遅れのファッション
・毛玉だらけや色褪せた年季の入った服
・猫背で歩き方がだらしない
・疲れてくたびれた顔
60代になると、今まで以上に身だしなみには気をつけないといけないです。
若い人には感じないことが
60代だと野暮ったく、貧相に見えたりします。
高いものを買う必要はないのですが
あまり安っぽいデザインだと
かえって老けて見えるし貧乏くさく感じます。
基本的には古さ、手入れ不足が目立つと
一気に「貧乏くさいオーラ」が漂ってしまいます。
「生活に余裕がなさそう」に見えてしまいます。
そして外見だけでなく、生活習慣、行動、思考パターンも大きく関係します。
服や髪に気をつかっているのに
なぜか生活に余裕がなさそうに見える…
それ、貧乏くささが内面からにじみ出ている可能性があります。
外見では隠しきれない生活習慣
家の中が片付いていない
物が多い=ため込む癖があると見られます。
特にキッチンや玄関まわり。
古い家電や空き瓶、レジ袋が溢れていると「節約ではなく、片付けられない人」に映ります。
《対策》
よく貧乏な家ほど物が多いと言いますね。
不要なものをためこむと、気持ちは落ち着かないし、家の中の気も澱んで停滞してしまいます。
さっさと捨てて整理整頓しましょう。
月に一回は不要なものを処分する日を作りましょう。
空間も心も整います。
安さ重視の食生活
食事内容が極端なことです。
インスタントや特売の食品ばかりでは、体調を崩すだけでなく「余裕のない生活をしていそう」という印象が表れてしまいます。
逆に安くてヘルシーな手作り料理は、知性と豊かさを感じますね。
《対策》
季節の野菜、豆腐、鯖缶など
栄養素が高くてコスパの良い食材を使い、丁寧に美しく盛り付けるだけで印象が変わります。
食材だけでなく、食器も気に入ったものを使うのも豊かな食卓を感じることができます。
動きがだらしない
歩くのが遅い、背中が丸まっている、動作が雑。
これらは覇気や活力が感じられません。
生活に疲れたくたびれた印象で貧乏くささにつながります。
何をするにも大きな音をたてるのも、
品がない感じですし迷惑なことも。
本人は無意識でやっていることもありますが、気をつけたいですね。
《対策》
一日数分でもいいので、姿勢を正す、ストレッチを取り入れる。
姿勢が変わるだけできちんとした若々しい印象になります。
姿勢が良くなると、身のこなしも綺麗になりだらしないイメージは払拭されるでしょう。
ケチすぎる
節約は良いことですが、
ストイックすぎて、ケチケチすると
不思議と雰囲気に出るものです。
ムダを省いて、節約して貯金する。
覚悟しないと、なかなかできないことです。
私も離婚前の数年間はお金を貯めるため
かなり真剣に節約生活をしました。
でも私は何事もストイックにやってしまうので、必死になってしまったのです。
新しい服を買わなくなったり
美容院にいく頻度が減ったせいもあるでしょう。
ケチな生活が垣間見える雰囲気になっていたようです。
ある人に「貧乏オーラがある」と言われました。
すごくショックでした。
《対策》
「賢く節約」は好印象。
予算の範囲で、楽しんでする節約なら、するべきです。
自分を追い詰め、我慢ばかりにならないように、楽しい節約生活を心がけましょう。
時間の使い方が雑
テレビばかり見る、
YouTubeを垂れ流すように見る
時間に追われているわけでもないのに
時間を大切にしない人は
品格が下がる傾向があるのだそうです。
うっかりすると休日はスマホを見て
ほぼ一日終わってしまうことがあります。
「今日一日、何もしなかったな」ということに。
大切な時間だから、
自分のために有意義につかいたいですね。
《対策》
一日15分でも30分でもいいから
学びや読書、運動、趣味など
自分の未来につながる行動をするようにしましょう。
顔の表情も雰囲気も変化してきます。
ネガティブな言葉が多い
気持ちの持ち方、思考パターンも影響大。
自己否定の言葉には気をつけて!
「もう歳だから」
「私なんて」
「お金ないし」
そんな言葉を無意識に使っていませんか?
これは言葉から貧しさがにじみ出ている状態です。
《対策》
言葉をポジティブなものに言い換えるようにしましょう!
言葉を変えるだけで印象は大きく変わります。
(例)
×「どうせ似合わない」→
〇「この色なら意外といいかも」
×「もうおばあちゃんだから」 →
〇「今だからこそできることがある」
人の幸せを素直に喜べない
他人の成功や幸せに対して
ネガティブな気持ちを抱く癖。
これは表情や態度にひねくれた感じが出ます。
結果的に貧乏くさい人に見えてしまいます。
《対策》
他人の幸せを祝福できる余裕こそ、本物の品格です。
「自分もそうなれる」と信じること。
そうすれば幸せも豊かさもやってきます。
楽しむことができない
恥ずかしながら、以前の私です。
節約に励み、お金を使わないことに満足感を感じていました。
「必要なものだから仕方ない」
「節約してるから我慢」
こんなことばかりだと、
人生から「豊かさ」が失われていきます。
余裕とはお金だけでなく
「楽しむ心」からも生まれます。
《対策》
1,000円以内でもOK。
花を飾ってみたり、素敵なカフェに行ったり。
時には旅行やコンサートに行くなど。
自分の楽しみのためにお金を使う。
自分を豊かにするものを犠牲にする必要はありません。
意識して楽しみを取り入れて
豊かな気持ちを味わいましょう。
貧乏くさい人が着ている洋服の色は
「色選びの落とし穴」があります。
60代女性に多いカラーとは⁈
ベージュ系
肌のトーンと同化しくすんで見える。
生活感が強調される。
モスグリーン・茶系
老け見えしやすく、貧相な印象になりがち。
グレー(くすみ系)
素材によって、古着のように見えることも。
もっとも貧乏臭いオーラが出やすい色は
「彩度の低い、黄みよりの中間色」。
▶ 対策
60代におすすめは
白・ネイビー・ラベンダー・ライトブルーなどの明るめトーン。
明るい色は肌も綺麗に見せてくれます。
貧乏くさく見えないための対策

とりあえず簡単な10個!
① 洋服の毛玉を毎週取る
⇒清潔感が一瞬でアップ
② 靴、バッグは年1回更新
⇒一点豪華主義でもOK
③ 髪にツヤを出す
⇒白髪染めやブラッシングを
髪のツヤはセレブ感があります
④ 明るい色のストールを活用
⇒顔まわりが華やかになります
⑤ 良い姿勢を意識
⇒背筋を伸ばすだけで若見え効果
⑥ 「今っぽい」小物を取り入れる
⇒流行アイテムを一点だけでも◎
⑦ レジ袋の代わりに上質なバッグ
⇒貧乏見えを回避
⑧ 毎朝の鏡チェック
⇒清潔、健康、笑顔の3点確認を
⑨ 靴下、下着を定期的に買い替え
⇒見えない部分こそ差が出るものです
⑩ メガネ、スマホケースを最新に
⇒小物へのこだわりはお洒落さと豊かさが光ります
まとめ:60代こそ自分を丁寧に扱おう

丁寧に生きてみよう
60代は、高いものを買えば素敵になれるわけではありません。
自分に似合うものを見極め
心を込めて選び
丁寧にまとうこと。
それが「貧乏くささ」を脱し
「上品で凛とした女性」へと変わる第一歩です。
たとえプチプラの服でも
清潔に整えられ、
アイロンがけされたシャツ
手入れされた靴は
それだけで高級に見えます。
見た目の価格ではなく、
どれだけ大切に扱われているかが
その人の豊かさを映し出します。
もちろん外見だけではなく
立ち振る舞いや思考パターンも大事。
私の気づき
私が貧乏くささを気にする理由は
自分が離婚前にかなりの節約を続け
お金を使わないために
お洒落もせず
楽しみも持たず
ひたすら我慢ばかりの日々を過ごし
数年後には、貧乏オーラを纏っていました。
普段の生活や、物の考え方が
そのまま顔や雰囲気に出るのだと
悲しい気持ちで実感したのです。
本当に怖いものです。
そんな時、知人の女性で
私よりも年上なのに素敵な方がいまして。
その方を見ていると
今までの私との違いがはっきりとわかりました。
豊かな女性とはこういう人なんだ…と
かなりの刺激を受けました。
品があるって60代女性としては最強です。
お手本になる人が近くにいるのは恵まれていました。
本当に素敵な人は
高価なものを身につけるよりも
日常を丁寧に味わう力がある人です。
それって、自分を大切に扱うということ。
そうじゃないと心に余裕がなくて
どっぷりと生活感漂う雰囲気になっていく。
自分に対して丁寧に生きることで
これから得られるものは大きいと思います。
大切な60代
豊かさに満ちた時間にしていきたいですね。