歯医者が怖くて行けない…

歯医者恐怖症…つらい😢
歯医者さんが苦手な人は多いです。
怖いと言う人の方が多いくらい。
でも今回の内容はそういう程度のものではなく、恐怖症と言えるほど精神的にキツい方向けのお話です。
私は歯科恐怖症です。
パニック発作を起こすこともあります。
だからよっぽどでないと歯医者に行くことはありませんでした。
虫歯があっても、痛みがひどくない限りは放置でした。
そんな私が、数年前に立て続けに2か所の、自分に合わない歯医者さんに通っていました。
当時の恐怖心が、私をさらにひどい歯科恐怖症にしました。
結果的に最悪だったのは、抜歯を何度もした上に、抜いた何本もの歯をそのままにされていたことです。
さすがに周りの人が行くのを止めました。
いいところを紹介すると何人もの人に言われました。
感謝しつつも、恐怖しかない私が紹介された歯医者さんに行って迷惑をかけたら、紹介してくれた人に申し訳ないと思い行けませんでした。
でも昨年、差し歯が取れてしまい
歯医者さんに行くしかない状態になりました。
いろんな方法で調べ、行けそうなところを探しました。
結局近所の、口コミの良かった歯医者さんに行くことにしました。
優しくていい先生でした。
でも治療をするのに、私には耐えられないことがいくつもありました。
何もできないまま帰ってきたこともあります。
いい年をして恥ずかしい…と行くのをやめようと思ったことも何度もあります。
つらくて鬱っぽくなりました。
でも、今でもその先生にお世話になっています。
私にとって信頼できる先生だったからです。
歯科恐怖症を克服するための方法は、誰でも100%克服できるとは限りません。
でも負担を軽くすることは必ずできます。
歯科恐怖症の主な症状
・歯医者のことを考えただけで、動悸や息苦しさを感じる。
・待合室にいると不安で逃げ出したくなる。
・治療中にパニック発作が起きそうになる。
・何年も歯医者に行けていない。
歯医者さんに行きたい。
ちゃんと治療して綺麗な歯になりたい。
これ以上ひどくならないように食い止めたい。
そう思っているのに、行けない。
これが歯医者恐怖症のつらさです。
60代女性に歯科恐怖症が多い理由
① 我慢することが当たり前だった
60代女性は「痛くても我慢」が美徳の世代。
治療中につらくても声を上げられず、恐怖や痛みを心の中にため込んでしまった人が多いのです。
②不安やパニックが出やすくなる
60代になると動悸が出やすい、めまいや息苦しさを感じやすいなどの体の変化を感じるようになります。
その不安が「治療中に具合が悪くなったらどうしよう」という不安となり歯科恐怖症につながることもあります。
③歯を失うことの恐怖
「抜歯になるのでは」
「入れ歯になったらどうしよう」
という不安や恐怖が、歯医者から遠ざかってしまう原因になることがあります。
④更年期以降の心の影響
ホルモンバランスの変化で
不安感や恐怖心が強くなることがあります。
以前は平気だった歯医者が
急に怖くなるということもあります。
⑤この歯の状態で行くのは恥ずかしい
長いこと歯医者に行っていないと
「こんな状態、怒られる」
「だらしない」「不潔」と思われる
という気持ちが強くなります。
そんな心理も歯科恐怖症を悪化させます。
60代女性に歯科恐怖症が多いのは、体の変化や心の影響が重なっています。
だから怖くなるのは自然なこと。
決して恥ずかしいことではないのです。

歯がボロボロでも間に合う!

自分だけじゃないから安心して!
年齢とともに歯や歯ぐきが弱くなるのは自然の変化です。
歯科恐怖症だから悪くなったわけではないのです。
「こんなにボロボロの歯だから手遅れ」なわけではありません。
自分が想像している治療法とは違う場合もありますが、歯医者さんはちゃんと最善の方法を考えてくれるし、普段のケアも今からできることはあります。
歯科医療は進化している
正直言って、昔から変わらなくてがっかりすることもあります。
私が最も苦手なのは
歯形をとることです。
口の中に粘土のようなものを入れられて
私はパニック発作が起きてしまいます。
短い時間なのですが
身動きとれず、息苦しい状態
まさに最もパニックを引き起こす状態です。
これさえなかったら
私はもう少し気持ちが楽なのに、と何度も思いました。
でも現在の歯科治療は、
-
痛みの少ない麻酔
-
恐怖症に配慮した治療
-
無理をしないペース
など、昔とは大きく変わってもいます。
特に私のようなパニック持ちの患者は
まるで子供への対応のように
心を落ち着かせ、不安を軽くし
そばで励ましてくれます。
無理そうだったら、その日は強引に治療はしません。
頑張れた時は、とてもほめてくれます。
私は実は、そんなことでパニックが抑えられるわけがないと思っていました。
だから歯医者に予約を入れると
地獄が待っていると思い
絶望的な気分で予約日までを過ごしていました。
本当に、本当に、つらいものです。
でも無理しない、強引に進めないとわかってから、私の信頼感はゆるぎないものになりました。
それが治療ができるようになった
いちばんの理由だと思います。
歯科恐怖症の克服方法

60代でも大丈夫!
歯科恐怖症の克服は、頑張ることではありません。
無理をしないことが大切です。
いきなり治療しなくていい。
最初は相談だけ、話を聞くだけでも問題ありません。
歯医者に「怖い」と伝えて大丈夫。
歯科恐怖症があることを伝えると、
対応を変えてくれる歯科医院も多いです。
一度に全部治そうとしない。
一気に治そうとせず、
少しずつで十分です。
途中で休んでも、やめても大丈夫。
パニック発作が不安なときの対処法
私の経験から言うと
絶対に早いうちに先生に
歯科恐怖症、パニックを起こす可能性があると伝えるべきです。
最初の頃はなかなか言えないです。
もしかしたら、パニックを起こさずできるかもしれないと思ったりもします。
でも言っておくのと、おかないのとでは大きな違いがあります。
対応がかなり変わるからです。
それが自分の安心感になります。
また先生への信頼感にもなります。
もしも不安を感じたら、
まずゆっくり呼吸をするだけでも違います。
「止めてください」と言っても問題ありません。
私はパニックの前兆を感じたら
「今日は無理です」と言いました。
何も治療せず帰る時は
ちょっと恥ずかしい気持ちにはなりますが
でも、それが心の安定になります。
次回に延ばすことで安心できればいいのです。
心療内科と併用する選択肢
心療内科で不安を和らげる治療を受けながら、歯医者さんに通うという方法もあります。
私が通っている歯科医院の先生は
精神科医が患者さんにいるけれど
歯医者さんが苦手で
精神安定剤を飲んで治療に来ているという話を聞きました。
お医者さんでもそうなんだ…
それくらい怖くて苦手な人は多いということです。
自分だけじゃないから
安心して、自分のペースで治療をすることです。

歯科医院の選び方

歯科選びは重要
歯科選びはとても重要です。
私は現在通っている歯科医院は何とか通えていますが、その前に通っていたところは私の恐怖心をより大きくしてしまいました。
合わないところに行くと、ずっと心の傷が残ります。
合わないと思ったら変えるべきです。
どこに行こうか探す時
ホームページなどに「歯科恐怖症対応」などと書いてある。
無理に治療を進めない。
カウンセリングを重視している。
など記載されているところだと安心です。
でも私はそういう歯科医院を選びませんでした。
何だか高額な治療費がかかるような気がしたのです。
保険適用外の歯を入れないといけない感じになってしまうとか、昔かなり高額な治療をしたことがある私としては、そこはちょっと不安でした。
若い頃のように高額な治療はできない。
年齢的にこれからずっと歯医者さん通いをすることになるかもしれない。
かかるお金はできるだけ抑えたい。
私は特別に歯科恐怖症に対応できるところを選ばなかったけれど、勇気を出して歯科恐怖症でパニック発作を起こすかもしれないことを話しました。
私にできる範囲で対応をしてくれています。
自分が通い続けることができるか
見極めるためにも
先生との相性を確認するためにも
きとんと事前にはなしておくことをおすすめします。
合わないと思ったら
迷うことなく別の歯医者さんを探すことです。
自分が悪いのだと責めることはしないこと。
現実にはそれほど珍しいことではありません。
少しでも長く自分の歯で物を食べられるように、今からでも歯はメンテナンスしましょう。
放っておけばおくほど
治療する時につらい思いをします。
私でも大丈夫だったから
きっと誰でも良い歯医者さんに出会えれば、大丈夫です。

