60代、一人暮らし。
自由はあるけど、不安もある。
配偶者との離婚や死別
子どもの独立で
一人暮らしの女性はたくさんいます。
お金や健康のことは当然不安ですが
張り合いや気力を失ってしまった心の状態も、私たち60代には深刻な悩みです。
✅ 何をしても楽しくない
✅ 1日中誰ともしゃべらない日がある
✅ 1日の過ごし方が分からない
✅ 毎日つまらない。でも何をすればいいか分からない
こんな気持ちを抱えている60代女性は
私を含め、多いようです。
「私らしい暮らし方」を見つけるため
お金のかからないヒントをご紹介します。
60歳を過ぎたら「やめていい3つのこと」

60代で楽になる。
人生を楽しむためには、
無意識にやっていることを見直すことが大切です。
60代になったら「やめるべきこと」はいくつもあります。
やめること、手放すことで
生きるのが楽になります。
とはいえ、自分のクセや習慣をやめるのは簡単ではありません。
やめることの中から
3つにしぼってみました。
1. 「ちゃんとしなきゃ」をやめる
家事、仕事、人間関係…
「ちゃんとやるのが当たり前」と思っていませんか?
育った環境や、過去の経験にもよりますが
何事も完璧主義の人は多いです。
常に人目が気になるし
気が休まることがありません。
でも、60代は肩の力を抜いて生きましょう。
自分優先で。
ちゃんとできなくても何とかなる!
そう自分に言い聞かせましょう。
2. 義務で付き合う人間関係をやめる
無理して一緒にいたり、話をしたり
心が疲れる関係は切ってOK。
若い頃は、我慢していましたが
残りの人生、我慢する時間がもったいない。
嫌いな人とは会わないと決めましょう。
会いたい人とだけ会う!
豊かで贅沢な人間関係にしていきましょう。
3. 「お金をかけないと楽しめない」という思い込みをやめる
60代こそ「お金をかけず贅沢な時間」が持てる時期。
私も若い頃「お金がないと何もできない」と思っていました。
外食や旅行、ブランド品やお金のかかる趣味…
それで満足感や楽しみを得られると思っていました。
60代は人生経験を重ねた分
刺激よりも、深さや心地よさを求めるようになります。
小さな変化にも喜びを感じられる。
だから、自分のために楽しむことができる。
たとえば
庭先や窓辺で、お茶を楽しむ。
古いアルバムを開き、昔の自分と対話。
ノートに自分の気持ちを書き綴る。
こんな小さなことで、
心がじんわり温かくなります。
お金のあるなしよりも
「今を味わう」ことができたら
豊かな時間になります。
お金をかけない趣味で心が満たされる過ごし方7選

お金がなくても豊かで贅沢✨
「新しい趣味を始めたいけれど、お金はかけたくない」と思いますね?
若い頃とは金銭感覚が変わるから
ムダを省き、節約し、貯蓄にまわしたい。
収入も減るから
趣味にお金がかかっては困ります。
特別に準備しなくても始められ
心が自然と満たされる。
普通だけど続けたくなる趣味を7つご紹介します。
① のんびり散歩し、気づきを日記に書く
いつもと違う道を歩いてみる。
四季の移ろい、町の変化、花の名前…
たくさんの発見があります。
その感想を書いていくと
心が整い、自分の変化にも気づきます。
そして書くことが楽しみになります。
②テレビドラマや朝ドラを毎日しっかり見る
「テレビなんて…」と思うかもしれません。
でも60代女性の多くがドラマを楽しみにしているのだそうです。
ストーリーや俳優さんに夢中になり、
大きな楽しみとなり
刺激を受け、生活にハリが生まれます。
③「家庭菜園」または「観葉植物のお世話」
ベランダやキッチンの窓際でもOK。
ちょっとした鉢やプランターで
ハーブ、ミニトマト、観葉植物などを育てると、毎日の成長が癒しに。
スーパーの根付き野菜を再生栽培するのもお金がかからず楽しいです。
④「新聞や雑誌の切り抜き」+「感想を誰かに話す」
新聞などを読むこと自体が
脳のトレーニングになります。
気になった記事を切り抜いて残していきます。
お気に入りの記事がたまっていくのは楽しいです。
さらに家族や友達に話したりすると
ちょっとした会話のきっかけになります。
小さなことにも関心を持つようになり
意識が少しずつ変化していきます。
⑤ラジオ体操やストレッチを習慣に
家の中で手軽にできて、
心も体もほぐれるのが実感できます。
自分の身体を大切に扱うようになり
健康と美容の意識が高まります。
朝に行うと生活リズムが整い
メリハリのある一日を送ることができます。
⑥料理をちょっとだけアレンジ
私はこれがいちばん楽しめます。
毎日の食事を作る時に、アレンジをして
「創作する楽しみ」を味わってみましょう。
お洒落な皿にきれいに盛り付けたら
食事が豊かで楽しくて…
生活を楽しみ贅沢な気分になれます。
⑦「古いアルバムや写真整理」を始める
昔の写真を見返したり
スキャンして保存したりすると、
思い出がよみがえります。
いろんな年代の自分を確認していくと
人生の大切さを再認識し幸せを実感します。
輝いている若い頃の自分を見て
励まされ、「また頑張ろう」と思える。
心がすっきりして、満たされる時間になります。
過ごし方の答えは「マイルールを捨てる」

自分を甘やかし、可愛がる
「1日の過ごし方」に正解はありません。
自分に心地よさという物差しを持てば、
毎日が変わり始めます。
それにはお金も派手なイベントも必要ありません。
今までずっと私たちは無理をしてきました。
ストレスをため込んで
それでも頑張ってここまで生きてきました。
60代になったら
生き方の見直しをすることは大事です。
体力も落ちてきますし
職場では若い人に世代交代をして
以前のように活躍はしづらくなります。
自分のポジションの変化に寂しさを感じます。
でもだからこそ、肩の力を抜いて
気楽に生きていけるのです。
お金をかけなくても楽しんで生きられる。
倹約生活の中でも楽しみは見つけられます。
ずっと抱えていたマイルールなど捨ててしまいましょう!
そんな小さな一歩が、
「毎日つまらない」を変えます。