コールセンターを転々とした末路は

仕事
Hitomi
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動画もあります。よかったら見てください。

今のコールセンターは何社目ですか?

コールセンターはとにかく人がたくさんやめていく職場です。

入社の時は同期が10人以上いても、1年後は半分も残っていない、なんてことはよくある話です。

辞めることが間違いというわけではありません。

合わない職場で長時間仕事をすることは、拷問のようにつらいことですから。

心の病にならないうちに辞めるという決断は正解だと思います。

 

でもそういう理由ではなく、簡単に辞めてしまう人も多いのです。

例えば数日で「辞めたい!」と我慢できなくなる人。

ダメだと思ったらさっさと次のところへ就職する。

それをすると、コールセンターを転々とすることになります。

しまいには派遣会社に登録し過ぎて、もう行くところがないということも。

なぜこんなことになってしまうのか。

転々としないための対策を考えたいと思います。

 

「こんな難しいこと無理」とすぐにあきらめる

新しいことを始める時、「覚えることが多くてついていけない」「難しすぎる」と誰もが思う時はあります。

 

ましてミスをしたり、上司に注意されたら「次のところ探そう…」と、逃げたくなります。

ここで「もう少しやってみよう」と自分に言い聞かせられるか、抑えられないかで道は変わってしまいます。

 

逃げたくなったら、いったん冷静になること。

「あと少し頑張ってみる」「もう少しだけ…」と踏ん張ると少しは進歩します。

勢いで辞めることは、とりあえず避けることができます。

ただ「もう少し」と踏ん張ることがつらいわけです。

でもどんな仕事も、大変な時を過ぎたら少しは楽になるものです。

 

辞めても、若い時は新しい職場はすぐ見つかるかもしれません。

でも50代以降は安易に辞めてしまうと、行き場をなくしかねません。

もう少し踏ん張れそうか、自分に問いかけながら慎重にいきたいですね。

 

上司が嫌だ、合わない、怖い

コールセンターはSVなどの上司が嫌、怖いという理由で辞める人もいます。

上司が嫌だと、わからないことを聞くことも躊躇してしまう。

その状態がつらくて、結果的に仕事が嫌になってしまいます。

 

人間関係は仕事に支障をきたすほどストレスになります。

コールセンターによっては席を配慮してくれたり、配属先を変えてもらえます。

そういう対応が可能なら相談するべきだと思います。

 

上司が嫌とか怖いという悩みは、深刻な問題です。

私も昔、上司が怖すぎて一日中びくびく仕事をしていました。

あまりのストレスで、数日で辞めたことがあります。

派遣会社の担当者からは、「もう少し頑張ったら慣れるから」となかなか承諾してもらえませんでした。

でも私には無理だと判断し、強引に辞めました。

今でも辞めて正解だったと思います。

我慢し続けたら、心か体を壊してしまったと思います。

 

人間ですから上司だって感情的になることはあると思います。

でも言い方は気をつけるべきだと思います。

 

ただ、辞めるほど嫌な上司がいるのは稀だと思います。

大抵は嫌でも何とかやりすごしていけることが多いです。

短絡的に辞めたりせず、本当に自分が耐えられないと判断した時には堂々と辞めるのが正解ですね。

自分まで感情的にならないこと。

嫌な態度しかとれない上司を「子どもだな」と思えるくらい大人になれたら、だいぶ楽になるはずです。

 

意地悪な人、非常識な人がいてストレスになる

時代とともにコールセンターで働く人は増え、年齢層も幅広くなりました。

男性も増えたし、いろんな経歴の人がいます。

本当にいろんな人が集まってきます。

採用のハードルが高くないので、気軽に応募できるのです。

 

大勢の人がいれば、非常識な人や意地悪な人もいます。

繊細な人には、我慢しがたいこともあると思います。

「仲良しなんていらない」くらいの気持ちでいることが大事です。

 

50代以上の人でも幼稚な嫌がらせ、あいさつしない、悪口を言うなど…

分別があるはずの年齢なのに、どんな生き方をしてきたのかと思う人もいます。

 

長く勤めるためには、そんな人達に合わせようとしないこと。

あいさつし合える関係でいられれば良いのです。

仲良しグループは必要ないと割り切り、毅然として仕事をしていれば、逆に周りから信頼されるようになります。

 

もっといい職場があるのではないか?

コールセンターで働く人の前職は様々です。

コールセンターを渡り歩いてきた人が多いですが、まったくの異業種や自営業の人もいます。

他の仕事の経験が長い人や、自営業だった人はプライドがあります。

 

今までの自分のポジションから、子どものように怒られながら慣れない仕事をすること。

さらに人間関係にもまれて…疲れてしまいます。

それに耐えて落ち込み、「もっと自分に合う職場が他にあるのでは」と考えてしまいます。

 

そんな時は「本当にやりたい仕事は何?」「今できることは何?」

と、自分の本当の気持ちを確認する時だと思うのです。

じっくりと自分と向き合うことで覚悟ができます。

 

資格を取ったり、新たに起業するための、それまでの仕事なのか。

他で就職先が決まるまでのつなぎなのか。

長く働き続けたいのか。

 

自分の方向性が決まれば、むしろ簡単に辞めなくなると思います。

コールセンターで長く働き続けることは、厳しいこともあります。

でも長く勤めるつもりなら、環境を受け入れることが必要です。

前職がどんな良い条件であったとしても、これが今の私の仕事だと、潔く受け入れることです。

 

ストレスが多すぎる

コールセンターでの仕事は、多くのストレスがあります。

精神的にかなりキツい仕事です。

受信なら膨大な知識を覚えなくてはならないし、

発信なら成績を上げるには大変なエネルギーが必要です。

 

そして度々、理不尽でヒステリックなお客様の対応もあります。

延々と罵倒され、悪くないのに謝り…本当にすごいストレスです。

 

さらに嫌な上司、底意地の悪い同僚、非常識な行動をとる人もいます。

本当に嫌なことは多々あります。

いろんなことが重なり「もう辞めたい!」と悩むことも多いです。

 

ストレスを軽減するには、心の持ちようを変えるしかありません。

たっぷり睡眠をとり、心身ともに健康的な生活をすること。

穏やかな気持ちでいられるように。

 

嫌な気持ちから離れるスイッチが必要です。

お洒落をしようとか旅行をしようとか、楽しみでもいい。

気持ちを切り替える練習が大事です。

 

私は素敵な生き方ができる。

「こんなことに関わってる場合じゃない!」って、

自分が上のステージにいるのだと思えたら、大きく成長してます。

 

私の仕事という自覚

コールセンターでの仕事が次の就職先が決まるまでのつなぎだったとしても。

現在の仕事をいいかげんな気持ちですることは改めましょう。

次のところでも同じことを繰り返すことになります。

 

仕事ができる人は、何の仕事でも成果を出す人です。

いいかげんな人はどこの職場でも、いいかげんだと思います。

コールセンターを渡り歩く人は、覚悟を決めて仕事しないと、ずっと転々とし半人前のままです。

 

年齢をとる毎に採用されるところは減っていきます。

下手したら応募すらできなく、わがままなど言えません。

50代、60代は簡単に辞めると、後で後悔することになります。

辞めて運よく次が決まったとしても…

そこが良いところかはわかりません。

 

合わなくて辞めてしまえば、次はさらに厳しくなります。

「辞めなければ良かった」と悔やんでも遅いのです。

 

仕事がない。お金もない。

そんな哀しい後半の人生とならないようにしましょう。

甘く考えていると、そんな末路もあるのですから。

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