私は先日、初めて部分入れ歯を作りました。
急に年寄りになった気がして
悲しくて憂鬱な気分でした。
部分入れ歯の前にはブリッジ治療をしました。
入れ歯ほどショックはないけど
これはこれで問題ありでした。
私は保険適用にしたので
やはり、見た目が悪くて。
自分の歯が少なくなってきて
心底、若い時からメンテナンスをすればよかったと思います。
60代になれば、多くの人が
歯について問題を抱え、治療やその後のケアに悩むこともあるでしょう。
そんな時に少しでもお役に立てればいいなと思います。
歯を失うのが怖い

なんとかしたい…
60代になると歯の悩みが増えてきます。
若い頃には考えられなかったトラブルが現れます。
・歯周病で歯が抜ける
・差し歯やブリッジの土台の歯が弱る
・神経を抜いた歯が割れる
・噛む力が弱くなる
・口が乾きやすくなり口臭が強くなる
歯を失うのは本当に悲しい。
こんなにショックだと思わなかった。
もう残っている歯をいかに大事にして守るか。
それしかありません!
歯の悩みと共に生きてきた私
私は子供の頃から歯の悩みがありました。
永久歯が生えそろった10歳頃から
私は歯と歯の隙間(すきっ歯)が悩みでした。
思い切り笑えなかった…
歯がコンプレックスで消極的でした。
子供ながらに深い悩みでした。
20代になり、働くようになって
女性誌で紹介されていた歯科に行こうと決心しました。
女性誌で見ると
いろんな歯の悩みを綺麗に解消してくれる。
夢のようだと思いました。
どんなことをするのか
何も知らずに飛び込みました。
前歯4本をセラミックの差し歯にするものでした。
奥歯の治療の詰め物も合わせると
100万円以上はかかりました。
でも見た目は本当に綺麗に変わりました。
それからの私は自信を取り戻すことができました。
生き方が変わったから
結果的に安い買い物だったとさえ思えます。
でも50代半ばからトラブルが起きました。
差し歯が取れやすくなり
最終的に土台の歯が中で折れてしまい
ブリッジにすることになりました。
それが60歳の時でした。
セラミックのブリッジにするか
保険適用のものにするか迷いました。
自由診療のセラミックにすると
25万くらいと言われました。
保険適用なら2~3万と。
離婚し、転職して1年ほど経った頃です。
節約してお金を貯め始めたばかりだったし、私は保険適用にしました。
今まで使っていたから
セラミックの方がいいことはわかる。
でも他の歯の治療もあるから
お金は極力かけたくないと思いました。
今、本心をいえば
セラミックにすればよかったかな…
安いだけに見た目も材質も良くないのです。
いつ割れてもおかしくないくらいの出来ばえです。
でも、仕方ないとあきらめてます。
私ができることは
これ以上自分の歯を失わないようにすること。
残った歯をとにかく守る!
60代は部分入れ歯やブリッジの人は多いと思います。
部分入れ歯やブリッジ後、大切なのは「残った歯」。
部分入れ歯もブリッジも、残っている自分の歯を支えにして作っています。
だから自分の歯がだめになると
入れ歯が合わなくなる
ブリッジがはずれたり、壊れる。
そして残っていた歯さえ失うことになります。
そんな悪循環は避けたいですね。
残っている歯を守ることが、
何よりも最優先なのです!

気をつけたい毎日のケア
最重要なのは寝る前のケア
ご存じでしょうが、歯周病や虫歯の菌は夜に増えやすいです。
部分入れ歯やブリッジは
周辺の歯も含めて汚れがたまりやすいです。
歯ブラシを使っての歯磨き
歯間ブラシ
フロス
入れ歯洗浄剤
などを使って、寝る前にきれいにしておくことが大事。
特にブリッジは、歯ブラシを使うだけでは汚れが残りやすいです。
スーパーフロスなどを使うのもおすすめです。
部分入れ歯は外して洗う
歯医者さんに言われますが
付けたままにせず、必ずはずしてください。
自分が言われた時「えっ⁉」と思いました。
これをはずさないまま寝るなんて、考えられない!と思ったのです。
ぴったりの部分入れ歯だと違和感がなくて、外し忘れるほどなのでしょうか?
とにかく寝る前は外すこと。
万が一つけっぱなしになると
歯周病や口臭の原因になります。
毎日、専用の歯ブラシでよく洗う
定期的に入れ歯洗浄剤につける
これをすることで
大きな違いがあります。
無理して堅いものを食べない
60代になるとちょっとしたことで、歯が欠けたり、ひびが入りやすくなります。
特に神経を抜いた歯は割れやすいです。
氷や飴
フランスパン
ナッツ
煎餅
などは注意が必要です。
私が通っている歯医者さんは
「お煎餅は意外と大丈夫。むしろパンとか柔らかいするめとかは気をつけてね」と言っていました。
パンはわかります。
以前差し歯が取れた時、
パンを食べて取れたことが多かったから。
とにかく歯が割れたら、抜歯になってしまう可能性があるので、防ぐように気をつけましょう。
口の中が乾燥しないようにする
60代になると女性は更年期とか、薬の影響で口が乾きやすくなります。
口の乾きを放置していると
虫歯
歯周病
口臭
がひどくなってしまいます。
対策としては
・水をこまめに摂るようにする
・よく噛むようにする
・舌を動かすようにする
・ガムを噛む
そうすることで、唾液が増えやすくなり効果的です。
見た目を若々しく保つために

歯が抜けて老けるのは嫌!
歯を失うと、一気に老けて見えます。
口元がしぼんでしまう
頬がこけたようになる
それに伴ってほうれい線がくっきり深くなる。
私も片頬だけ、ほうれい線が深くなりました。
抜歯したせいだと思っています。
歯を失うことで、顔つきが変わったり
印象が変わってしまいます。
人間の体って本当にすごいものですよね。
何かが欠けると、他のところが影響を受けるんですね。
だからこそ、部分入れ歯やブリッジを使い、しっかりと噛めるようにすることは、見た目の美容面でも大切です。
人はちゃんと噛めないと、老け顔になりやすいそうです。
部分入れ歯やブリッジで
噛み合わせも改善できます。
嚙み合わせが悪いと、顔の左右差が出たり、肩こり、頭痛の原因にもなります。
もしも部分入れ歯が「何となく合わないかな?」と感じたら、そのままにせず、調整をしてもらいましょう。
歯を守るメンテナンス
メンテナンスの頻度としては
3~6ヶ月毎の定期健診です。
歯周病の状態
入れ歯の調整
噛み合わせの確認
クリーニング など。
何事も早めに対処すれば
大きな治療費を防ぐことにもなります。
メンテナンス費用
保険診療であれば数千円で済みます。
それを惜しんで放置すると
あっという間に歯を失うことにもなります。
そうなると
新たな入れ歯、ブリッジの再治療、場合によってはインプラントなど、高額な治療費になってしまうことも。
ひどくなってからではなく、ひどくならないために歯科に通うことが、結果的には安く済みます。

保険適用から自費治療への変更はできる?

やっぱり変えたいと思ったら
私自身がそうなのですが
保険適用のブリッジを作ったけど
見た目が気になる、不自然で気に入らないなどで、途中から自費治療に変更したい人はけっこう多いみたいです。
そしてそれは実際に可能です。
現在の保険ブリッジをはずして
セラミックやジルコニアなどの
自費ブリッジに作り替えるということです。
セラミックだと自然な色だし口元が綺麗に見えます。
ただやはり費用が高額なので
私もそこを悩んだ結果、保険適用にしたのです。
保険適用なら2~3万で済んだものが
自費だと20万~50万になります。
どんなにいいと思っても、簡単には決められない金額ですね。
本当に迷うところです。

「年とった…」落ち込みから抜け出す

これが最も重要
自分の歯を失い入れ歯になると
「年をとってしまった…」と落胆します。
受け入れ、前向きに切り替えられる人は羨ましい。
ひとたび自信を失ってしまうと、明るい気分になれません。
ここで留まってしまうと、
どんどん老け込んでしまいます。
そんな状態から抜け出すためには
考え方を変えるしかありません。
比較する相手を変える
やりきれない気持ちになるのは
若い頃の自分と比較してしまうから。
いきいきと輝いていた若い頃の自分。
そりゃあ、その頃の自分と現在の自分では、残酷なほど衰えているでしょう。
でもどんなに考えても時間は戻せない。
二度と若い頃の自分には戻れない。
なら無駄なことに目を向けることはやめましょう。
「今の私」をとにかく見る。
今の私を大切に扱う。
入れ歯になったのは老化じゃない
後半の人生でのメンテナンスです。
若々しさや健康を保つためにはメンテナンスが必要です。
そのうちの一つだと。
考え方を変えられると、肩の力が抜けて楽になります。
美意識を持ち続ける
若々しい口元に整えるのだと思うことにします。
歯が抜けたままだったり
不潔感のある口元は
貧相だったり、品がなかったり、老けた印象です。
そして口元に自信がないと
笑顔が減ってしまいます。
口元が綺麗になれば
笑顔に自信が持てるようになります。
入れ歯っていいイメージはありません。
でも、これからが大事。
しっかりケアして清潔感のある口元を保ちましょう。
どんなこともそうですが
気持ちの持ち方で人生の質も変わります。
自信を持って、これからを快適に生きるためのスタートラインだと思って自分の歯を守っていきましょう。
