私は最近、生まれて初めての部分入れ歯を作りました。
あきらめて、納得したつもりが
やはり気持ちは複雑。
人はこうして衰え、老いていくのかと
寂しく悲しい思いでした。
61歳での部分入れ歯って
早いのか、普通なのかはわからない。
でも今までの自分とは違ってしまった。
気持ちから変わってしまったのです。
老いていく自分を受け入れるしかない。
それはわかっています。
でもやりきれない気持ちです。
誰でも平等に年をとります。
失った歯は戻らないけれど
これをきっかけに
自分のメンテナンスを真剣に考えようと思いました。
60代で入れ歯になる割合はどれくらい

皆の歯が綺麗に見える
約半数以上が経験!
60代では半数以上の人が、部分入れ歯や総入れ歯を経験しているそうです。
意外と多いのですね。
これを知ってホッとしました。
厚生労働省の調査でも、
60代後半では「自分の歯が20本未満」が増加。
部分入れ歯の使用率はかなり高いのです。
「自分だけでは…」と気にすることはなさそうです。
とは言っても…
周りの同年代の人たちの歯は入れ歯っぽくない。
美味しそうにお煎餅をかじったり
飴をガリガリ嚙んでたりする。
本当にうらやましいです…
初めての部分入れ歯に拒否感ばかりの私には、周りを見ては落ち込んで自信を失くしてました。
入れ歯=恥ずかしい
歯医者さんで「入れ歯」って言われた時、ショックでした。
とうとうこの日が来たのか…
私も老人になったのだと
何とも言えない思いでした。
私は奥歯を抜歯したので
部分入れ歯も奥歯なら、
誰にも知られることなく違和感もそうでもないだろうと思っていました。
でも初めて出来上がった入れ歯を見て、大きなショックを受けました。
「こんな金具があるなんて!」
「嫌だ!嫌だ!付けたくない‼」
「付け外しの練習をしましょう」と
鏡と入れ歯を持たされ装着の練習をしました。
なかなかうまくはできませんでした。
ますます嫌になりました。
そして装着した部分を鏡で見たら
「これ絶対金具が見える!」
本当にショックでした。
初めて「入れ歯」になった時
私も含めて
ほとんどの人が思うことは一緒だと思います。
・老人になってしまった
・人にばれたら恥ずかしい
・食事とか会話が楽しめなくなる
誰でもそう思うはずです。
私自身、今でもその気持ちは継続中。
親しい人には打ち明けるかもしれないけど、恥ずかしくて誰にも言いたくない。
でも受け入れないと
今ある自分の歯がどんどんダメになっていく。
抜歯したらバランスが悪くなり、他の歯だけでなく健康にも影響があるそうです。
入れ歯を増やさないためにも
自分の歯を守っていかないと。
「恥ずかしい」思いはもう嫌です。
入れ歯は進化しているのだそうです。
金具が目立たないものもあり
見た目が自然で
会話の時の特有の違和感もなくなっているとか。
私は部分入れ歯が金具があるとは知らず、見た瞬間がっかりしました。
金具が目立たないものはお値段も高いようです。
でももう少し先で目立たないものに変えたいと思います。
部分入れ歯で気をつけること
①違和感
最初は違和感があって当然。
ギュッと押さえつけるような痛みや、強烈な異物感はひと月もせず慣れると言われました。
「必ず慣れるから、ちゃんとつけて」と言われました。
合わなければ調整もしてくれます。
私、実は装着しない日も多いので
まだ異物感には慣れていません。
自分の歯を守るためにも早く慣れることが大事です。
②毎日のケア
これは超重要なことです。
専用の洗浄剤で清潔にすること。
歯ぐきのマッサージを必ずすること。
そもそも抜歯することになったのは
歯周病や虫歯が原因だから。
残っている歯のためにも、きちんと歯磨きして歯ぐきも健康を保つことが、とっても大切です。
③定期的に歯医者さんに行く
入れ歯は作ったら終わりというわけではありません。
微調整をする必要があります。
それが長持ちするカギとなります。
私は歯科恐怖症だし
行きたくはないけれど
抜歯や入れ歯はしばらくは嫌だから
メンテナンスはしようと思っています。

今からでも守れる

ボロボロの歯になるのが怖い!
歯ってひどくならないと
真剣に考えないものですよね。
いざ覚悟して歯科にいく時には
取り返しのつかないことになっていたりします。
私も今は後悔が多いですが
失ってしまったものはどうしようもない…
これ以上ひどい状態にならないよう
普段から気をつけたいですね。
歯を失わないためにできること
🌟とにかく歯周病対策
丁寧な歯磨き+歯間ブラシは必須です。
歯磨きって、歯ばかりゴシゴシしがち。
裏側も含め歯と歯ぐきの境目はしっかり念入りに。
定期的に歯石取りなど、クリーニングが重要です。
歯ぐきの血行を良くすることも大事です。
🌟嚙み合わせをチェックする
抜歯したり、入れ歯にすると
嚙み合わせが悪くなります。
特に入れ歯が合っていないと、他の歯に負担がかかってしまいます。
そうなると歯がダメになって入れ歯になることもあるので、何としても防ぎたいです。
🌟食生活に気をつける
柔らかいものばかり食べていると、歯が弱ってしまいます。
入れ歯になると、何となく食べるものが変化してしまいますが、自分の歯を守るため、消化を良くするためにも、バランスよい食事が大事です。
入れ歯の費用
私は治療をする時、保険適用でお願いしました。
若い頃は自費の、高額な治療をしたこともあります。
でも今は、見た目を綺麗にする目的ではなく、お金をかける気持ちは持てなかったのです。
それに私の場合
治療する本数が多くて…
全部を自費診療にしたら、大変な金額になります。
でも、保険適用は見た目や質の悪さもあり、正直ちょっと後悔も。
何を重視するかで選択も変わりますが…
値段の目安としては
保険適用だと、5,000円~15,000円くらい
自費診療だと、10万円~50万円くらいだそうです。
見た目とか付け心地を重視するなら自費です!
保険適用の部分入れ歯の金具は嫌。
でも10万円以上は大きな出費。
1本だけで済むわけではないですし。
よく考えて決める必要がありますね。

「年とった…」の嫌な気持ちから脱出

深刻に考えないこと!
入れ歯になったら「年とってしまった」と思うのは仕方ないです。
次々と自分の歯を失うことは
悲しみと恐怖でしかありませんでした。
でもずっとネガティブに考え続けるなんて嫌。
現実は変えられないなら
せめて前向きに受け止められるようになりたい。
自分に言い聞かせるしかないのです。
「入れ歯=老化じゃない」
「これはメンテナンスなんだ!」と。
そう考えられたら、楽になります。
若い頃の自分と比較しない
若い頃は、歯のことを気にせず
何でも美味しく食べられました。
歯を失うことの悲しみなんて想像もつかなかった。
若いって本当にそれだけで幸せです。
60代の私は、若い頃と違って当たり前。
でも、まだ年寄りってわけじゃない。
なら「メンテナンスして若々しい自分でいよう」って思うこと。
今の自分を見て、大切に考えることです。
若い頃の自分と比べることは無意味なんですよね。
美意識は失わない!
まずは入れ歯になってしまっても
現状維持で抑えられる可能性があるのです。
この先もっと年をとった時に
さらに諦めざるを得ない状況になるかもしれません。
でも、できるだけ長い期間
健康な自分の歯を残すことは
見た目だけではなく、健康上も大きく左右します。
健康で、若々しさ維持のためにも
自信を失わないように
美意識を持ち続けることが大切です。
入れ歯は確かに嫌です。
でも歯が抜けた状態のままでいますか?
奥歯でも箇所によっては、笑った時に抜けているのが見えることがあります。
実は私自身がそうでした。
笑い方によっては歯抜けなのが見える。
すると気になって思い切り笑えない。
歯抜けがわかることを無意識に気にしてしまうのです。
笑顔に自信がなくなるのです。
口元を綺麗にすることは
むしろプラスになるのだと思います。
入れ歯や歯抜けだけでなく
歯並びが悪いことでも同様に笑顔になれなくなります。
笑顔は年をとると本当に大事です。
気難しい偏屈物に見えることもあります。
自信を持って笑える素敵な自分でいられるように、美意識は持ち続けていたいですね。
これからの快適な人生のため
まず、60代で入れ歯は珍しいことではない。
決して恥ずかしいことではない。(…と自分に言い聞かせ中)
メンテナンスをするきっかけとなり、これからが自分の歯を守るために大事です。
正しいケアをすることで、自分の歯は守っていくことが可能です。
若々しい口元、健康で何でも美味しく食べられること。
これからを快適に生きていくためのスタートでもあります。
ここからが自分を大事にしていく時期。
視点を少し変えてみることで、気持ちが楽になり明るくなれます。
