性格の悪さは顔に出るの真実

美と健康

「性格は顔に出る」

「生き方は顔に出る」

とはよく言われることですね。

年齢を重ねるほど、内面が外見に出ることを実感します。

特に60代は、生き方が最も顔に現れると言われます。

それは長年の思考のクセ、

人とのかかわり方

心の持ち方 が蓄積されて顔つきに出るのです。

 

自分の顔を見て、本当にそうだなと思います。

若い頃より良くも悪くも顕著に出ている。

性格だけでなく

生活そのもが現れます。

苦労が多いとか、経済的に大変とか

知られたくないことまでが

刻まれたように現れます。

隠しようがないって、怖いですね。

 

 

でも、生きざまが顔に出ることは

決して悪いわけではありません。

今までの歴史が刻まれているのですから。

性格の悪さが顔に出ていると感じるのは

たとえば

満員電車などで荒っぽくぶつかったり、怖い顔で睨みつけたり。

気に入らない人には底意地の悪いことをしたり、無視して見下した態度をとったり。

すぐキレて、ヒステリックになるとか。

年齢に関係なくそういう人が最近は増えたような気がします。

そんな人は決まって意地悪な顔つきだったりします。

余裕がなく生きているのか

幸せではないのか…

自分の行いがちゃんと顔に出るんです。

性格の悪い顔の特徴

Hitomi
Hitomi

たぶんその特徴、当てはまる…

無意識だからこそ怖い

「性格が顔に出る」のには根拠があります。

①長年の表情のクセ

喜怒哀楽で使う筋肉が違います。

感情によって使われる筋肉は

形状記憶されてしまいます。

不満が多い人は眉間にシワができ

人を疑うと目つきが鋭くなります。

明るく笑顔が多い人は目元が柔らかくなります。

 

②思考と姿勢のクセ

怒りっぽい人は呼吸が浅く、肩が上がって、顔はこわばります。

姿勢はどうしても丸まってしまいます。

穏やかな人は呼吸が深いので、

表情は緩み、良い姿勢になります。

 

健康状態や環境、生活パターンによって感情も変わります。

緊張し、こわばってきた顔は

感情が作ってしまうのです。

 

 

私は、結婚生活でずっと、怒りや悲しみを感じてきました。

おっとりとお人よしだった私も、性格はキツくなりました。

憎しみや怒りを、うんざりするほど持ち続けました。

意地悪なことも考えました。

人の幸せを喜べなかった。

さらに金銭的に苦しかったから

貧乏くささもにじみ出ていたでしょう。

 

感情のクセが顔に刻まれ

老化現象とWで現れてしまうと

本当に嫌な顔つきになります。

性格の悪い顔の特徴とは?

ネガティブな思考は、顔の筋肉が緊張します。

自分では気づかないけれど

無意識で余計な筋肉を使っています。

そして顔つきを作るのです。

 

◎批判が多いと眉間が固まる

眉間のシワは、怒りや不満が多い人の典型。

私は一時期、眉間のシワが悩みの種でした。

一度できてしまうと

ちょっとしたことで眉間にシワができてしまいます。

自分ではまったく気づかない。

私は困ったことに、朝目覚めた時にくっきりと眉間にシワができていました。

たぶん眠っている間に眉間にシワを寄せているのでしょうね。

安眠できていないのか

体のどこかに負担がかかっているのか

はっきりと原因はわかりません。

でも眉間のシワのせいで人に不快感を与えることがありました。

 

◎ 被害者意識が強いと口角が下がる

「どうせ私なんて…」という思考が習慣になってしまうと、口角が下がっていき、悲観的な顔つきになります。

 

◎執着は目つきが悪くなる

執着や嫉妬はオーラを濁らせ、目の輝きを奪います。

執着の他にも相手を値踏みするような視線も目つきを悪くします。

 

心が広く温かい素敵な顔になる

Hitomi
Hitomi

今からでも遅くない!

今からでも大丈夫!

ちょっとした習慣を変えて

魅力的な顔つきに変身しましょう。

 

①「自分を責めない」

他人に優しくできる人は

まず自分に優しくできる人です。

自分に厳しいのは良いことだと私も思ってきました。

でも自分に厳しいと、他人がミスした時に寛容になれないのです。

それがいつのまにかキツく、意地悪な顔になるのです。

「こんなこともあるよね」

「私だって完璧なわけじゃない」

そう自分も他人も許せると

表情もふるまいも柔らかくなります。

 

②聞き上手になってみる

60代には包容力があります。

それは聞く姿勢が大きいと思います。

話を遮らないで、最後まで聞く。

(ここはできない60代は意外と多い)

相手を否定しない。

共感する。

これができると周りの目は

安心感や信頼へと変わります。

自分の顔つきが嫌だなと感じる時は、これらができていないと気づき愕然とします。

 

③批判、比較、噂話を減らす

心の広い人は、他人をジャッジしないものです。

嫉妬まじりの批判をしていると、本当に嫌な顔つきになってしまいます。

他人の欠点を自分の心に持ち込まないように、意識して気をつけてみましょう。

他人を見下さない。

批判しない。

これができると品の良さが漂います。

 

④表情や声のトーンを柔らかくしてみる

少しゆっくりめに話す。

眉間に力を入れない。

穏やかな声を心がけ、微笑む。

これで相手が心を開きやすくなります。

何より自分自身が穏やかに変わり、周囲に温かさが伝わるようになります。

 

⑤自分の世界や趣味を持つ

自分が満たされていると、他人に優しくできます。

小さなことでも良いから

心から楽しむ時間を持つことで

表情や雰囲気が柔らかくなります。

 

⑥否定語を使わない

否定的な言葉ではなく

肯定的な言葉を多く使うようにします。

「大丈夫」「素敵」「ありがとう」など、相手の心を温かくすることができると、癒しの存在になれます。

 

⑦過去にこだわらない

60代から素敵になれる人は

将来に前向きな人。

 

明るく前向きな心は表情に現れ、温かいオーラとなります。

新しいことにチャレンジ。

新しい友人をつくる。

できる範囲で体を動かすようにする。

そうして楽しんで過ごすことで

柔らかく優しく素敵な雰囲気を纏うことができるのです。

 

過去の失敗や後悔で、将来をあきらめてしまうこと、あります。

前向きになどなれない。

将来に希望を感じられなくて空しい。

でもだからこそ、楽しむ時間が必要なのです。

楽しい時を持つことで

嫌な表情や顔つきを刻み付けずに済みます。

 

楽しみながら表情を素敵にする

Hitomi
Hitomi

頑張らない習慣を

 

🌟効果的!「眉間をゆるめる」🌟

50代くらいから、多くの人が

無意識に眉間に力が入ってしまいます。

目が悪くなって細める習慣や

イライラして眉間に力が入ったり

体調不良などで苦痛で眉間にシワを寄せたりと、今まで以上に眉間にギュッと力が入ってしまいます。

 

眉間が緩むと、一気に優しい表情に変わります。

鏡を見る度に眉間にシワを寄せていないか確認してみましょう。

 

◎好きな香りを使う

香りは脳に直接作用します。

表情を一瞬で柔らかくします。

自分が気持ちよくなる香りを味方にしましょう。

私は好きなアロマの香りで硬直した心も体も緩んで、呼吸がゆっくりになるのが自分でもわかります。

リラックスできる香り

ときめきを感じる香り

前向きな気持ちになれる香り

自分に合う香りが見つかったら、本当に助けられます。

 

◎推しをつくる

人でも動物でも何でもいいのです。

ときめくような推しの存在は、目の輝きを取り戻します。

ときめきは年々減っていきますが、推しに心が動く瞬間にダイレクトに目元の潤いに変わります。

最強の美容法であり、若さを保つ秘訣です。

 

◎笑うようにする

作り笑いではなく、心から笑うこと。

YouTubeからお笑いでもドラマでも

自然と笑ってしまうものを探しましょう。

笑う習慣を作ることで明るい表情に整えます。

目尻のシワは「幸せの証」です。

 

◎人と話す。歌を歌う。

会話は顔の筋肉を総動員します。

歌うのも口角が上がり、表情筋をたくさん使います。

顔のエクササイズになります。

声を出すと気分が上がります。

顔のくすみまで軽くしてくれる効果があります。

話すと元気になれる人との会話は、表情の若返り効果があると言われています。

 

◎動物や植物を愛でる

植物に触れたり、動物と接すると表情が優しくなります。

観葉植物の世話をしたり

庭の花を見たり

小鳥の鳴き声に耳をすましたり

そんな小さなことでも心が緩み、顔の力みも抜けていきます。

 

ほんの一例ですが

自分の心を満たすことで、自然と顔の印象が変わります。

 

自然体で魅力的な60代でいるのは

楽しみながら、頑張らず、自分らしくいることですね。

 

ストレスだらけで、毎日疲労困憊だと、そんな時間を捻出する余裕もありませんが、若い頃のような無理は自分に極力させないように、労わることを大切にしたいですね。

 

過去を癒すと一瞬で変わる

Hitomi
Hitomi

60代は楽になれるとき

性格が顔に出る最大の理由は

過去の感情が無意識に表情を作ってしまうから。

怒り

悲しみ

寂しさ

我慢

罪悪感

こういう感情がたまってしまうと

表情筋が防御モードになり、柔らかい雰囲気は消えてしまいます。

 

私は上記の感情すべてをいつも抱えていました。

だから幸せを感じられなかった。

なぜ私ばかりがこんな目にあうんだろうと思って生きていました。

誰かの幸せや成功を見ると、不快でした。

それじゃあ私は幸せになれないとわかっていても、抑えられなくてどうしようもなかった。

自分ではどうすることもできない時はあります。

でもそんな自分でい続けると

本当に嫌な顔になったなと思うのです。

苦しい時代でした。

過去の癒しは60代からが効果的

60代は人生経験も積み、心も成熟しています。

過去のことを許す

手放す

受け入れる

今までできなかったことが、できるようになります。

もちろん簡単ではないです。

でも自分を取り巻く環境の変化を受け入れ始めると、少しずつ考え方が変わり、許すことができるようになってきます。

それはあきらめというのかもしれませんが。

 

でも許し、手放し、受け入れることができてくると、心の緊張がほどけ、顔が一瞬で柔らかくなります。

人間ってすごいと思います。

心が変わると、顔は一瞬で変わるのだから。

 

そしてオーラも変わります。

 

周りの人が優しくなったり

人間関係が良くなったり

物事がうまくいくようになります。

 

私もたまには嫌な顔に逆戻りすることもあるかもしれません。

でも周りの人が近寄りがたいような、嫌な顔したおばさんではいたくない。

だから、穏やかな気持ちでいられることを常に心がけています。