【60代女性へ】「夢も希望もない」「やる気がない」から抜け出すために。 情緒不安定な私が見つけた自己肯定感の再起動法

60代に入り、ふとこんな気持ちになったことはありませんか?

 

何をしても楽しくない

夢も希望もない気がして虚しくなる

情緒が不安定で、ちょっとしたことで涙が出る

 

私もかつて、そんな毎日を過ごしていました。

 

でもふと思ったんです。
「今まで頑張ってきたのに、なんで今こんなに自分を責めてるんだろう?」と。

 

そこから、様々な葛藤はありましたが

少しずつ自己肯定感を取り戻していきました。

60代女性が「自分を好きになる」方法を、お伝えします。

 

60歳からは「やめていいこと」がたくさんある

60代は、引き算の美しさが際立つ時期です。

「ちゃんとしなきゃ」も

「もっと頑張らなきゃ」も

「昔はこうだったのに」と思うのもやめていい

 

若い頃とは逆の発想ですよね。

頑張り屋な人には、引き算で考えることは難しいです。

怠けているような、やる気がないように思えて。

 

「やる気がない=ダメな人」じゃない。

自分では気づかないけれど
それは休みを必要としているサイン。

 

自分を心身ともにゆるめること。

そこから自己肯定感の土台ができていきます。

自己肯定感のカギは「6つの感情」

自己肯定感は、「ポジティブに考えよう」という精神論ではありません。

心理学では「6つの感」が関係しているとされています。

 

有用感:自分は誰かの役に立っている

達成感:何かをやり遂げた

自己受容感:そのままの自分を受け入れる

安心感:大丈夫、という感覚

信頼感:人や未来を信じられる

所属感:自分の居場所がある

 

60代は仕事や家庭の役割が変化します。

だから、これらの感覚が揺らぎやすくなります。
特に「私はもう必要とされていないのでは?」という思いは、有用感や所属感を傷つけます。

でも、自分の心に目を向ける絶好のチャンスでもあります。

【実践編】自己肯定感のスイッチ

①「誰かに頼られる」を、自分でつくってみる
小さなことでいいんです。
例えば…

誰かに「これおいしかったよ」とすすめる

SNSで自分の好きなものをシェアする

困ってる人に、ちょっとだけ手を貸す

「役に立てた」実感は、有用感と自己肯定感をぐっと育ててくれます。

 

② 「今日やめてみること」を決める
「やらないことリスト」が心を救います。

毎日〇〇しなきゃと思い

できないことにイライラして自己嫌悪

うまくいかない自分を責める

→ それ、今日はやめてみてください。

「やらない」を選ぶ日は、心の回復日です。

 

③ 「気分がいいこと」を義務化してみる
不思議ですが小さな快感は、やる気が生まれます。

 

毎朝、お気に入りのカップでコーヒーを飲む

外に出て、木や花を愛でる

昔の気に入ってるアルバムを眺めてみる

 

ゆったり豊かで贅沢な気分になります。

それだけで、「今日はいい日だな」と思えるんです。

 

「夢も希望もない」と感じる時こそ、再スタートの合図

60代は、終わりじゃありません。
「夢も希望もない」と感じるのは、これまでの「型」が合わなくなったから。

新しい「生き方の型」を作ればいい。

過去に縛られない、自由な大人の始まりです。

 

これからやりたいことを、思い切って書き出す

新しい趣味を遊び心で始めてみる

「私はどんな人だったっけ?」と自分に問いかける

 

やりたいことってすぐ出てこない。

自分の気持ちがよくわからない。

自分のこともっと知るべきですよね。

 

夢は大きくなくていい。
希望は日々の暮らしの中にあるのだから。

自分を楽しませてあげたい。

完璧を目指さない

やる気がない日、笑えない日もあります。

情緒不安定になり、自分を責めて…

そんな時って本当につらいですね。

でも、それでいいんです。

誰かの期待に応えなくてもいい。

完璧を目指すことなどやめましょう。

心がくたくたになり、悪循環になります。

 

そのことが腑に落ちるまでは

自信喪失でつらくて、落ち込みます。

 

でも「今のままの私で大丈夫」と思えるようになります。

それは大きな大きな前進です。

 

自分の心地よさで選択し、自由に生きることは、とても豊かな人生です。

 

🍀今日の一歩🍀
「私はこのままで、わるくない」
ちょっと声に出して言ってみてください。
自己肯定感の最初のスイッチになります。

 

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