年金間近、貯蓄なし

お金がないからこそ、本気でやれる?

Hitomi
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人生を豊かに生きるには「お金」が必要です。

人生の中ではいろんな出来事があります。

真面目に仕事して生きていても、なかなか思うようには貯蓄ができないものですよね。

 

若い頃はまだまだ先は長いと思え、「これからもっと稼いでお金を貯めればいいや」って楽天的に考えがちですが、ふと気づいたらもう年金もらうまであと数年…

世の中は「老後の貧困」に関する情報を目にしない日はないくらい。

深刻な問題となっていることは、60歳を目前にした私には、他人事ではないことがひしひしと感じられます。

 

59歳で離婚し、仕事も派遣のコールセンターで新たに始めた、貯蓄も少ない私には、これからどう生きるか模索し、生き延びる道を見つけていくしかありません。

今60代一人暮らしの3人に1人は、貯蓄0なのだとか。

老後の不安を抱えている人は、想像以上にいるということでしょう。

自分の他にも同じような不安を持つ人が、たくさんいるであろうことに少しホッとするところが、恥ずかしながらありましたが、安易に「何とかなるさ」と考えることは間違いだと思います。

手遅れになって「もっとちゃんとしておけば良かった」と悔やんでもどうすることもできなく、絶望し老後を寂しく生きるのは恐怖でしかありません。

その頃は似たような境遇の人も多く、救済の方法もあるかもしれませんが、元気で働けるうちに少しでも備えていかなければと思います。

 

私が離婚という選択をしていなかったら、おそらくこれほど真剣に自分の今後の生き方について考えていなかったと思います。

夫婦二人の年金でつましく生きていくという、一人じゃないという安心感で危機感は薄れていたと思います。

離婚し厳しい状況に自分を置いてしまったけれど、その分自由があり、いろんな挑戦もすることができます。

貯蓄もやり方によっては以前よりもできるかもしれません。

60歳目前でまだあきらめることは、したくありません。

「まだ若い!」「まだやれる!」「ぜったい大丈夫‼」と自分に言い聞かせて、これからの人生を豊かにしていきたいと思います。

 

元気なうちは働き続けるという覚悟

今後は年金だけで暮らしていける人など、ほとんどいないようなので、「働ける間は働き続ける」という選択肢は外すことができません。

でも仕事を探すにも50代からはあまり選べなくなり、60代になったらますます厳しくなります。

長く働くことができる職場を早めにおさえておく必要があります。

 

私は59歳で離婚し、自営でしていた仕事もやめていたので、心機一転コールセンターで仕事を始めました。

幸いにも働いている人の年齢層が高く、私よりも年齢が上の人もたくさんいました。

「頑張れば自分も長く仕事をしていける」と安堵し、働き始めました。

でもコールセンターという職場は、いろんな意味で大変なところです。

仕事でも人間関係でも、その他のことでも辞めたくなる要素はたくさんあります。

実際60代で耐えられず辞めていく人もたくさんいます。

次に行くところが良い条件であれば良いですが、やむを得ず短期の仕事を転々としていく結果となっている人を何人も知っています。

 

どうしても辞めたくなったら、とりあえず出勤日数を減らしたり、休んで休養してもいいから、とにかく長く働ける場所は手放さないでおいた方がいいと思います。

決して何があっても辞めてはいけないというわけではありません。体を壊してまで我慢することはありません。無理な時は逃げるべきです。

でも何か他のことを考えているなら、転職でも副業でも起業でも、他で生活の糧を得られる目途がたつまでは手放さない方がいいということです。

 

私もコールセンターで70代になっても働きたいかといえば、まったくそうは思いません。

できるなら一刻も早く、別の収入を得る道を作りたいと思いますし、これから挑戦することも考えています。

とにかく元気であれば、仕事はできる。

貧乏であろうと裕福であろうと、その気持ちは持ち続けていたいものです。

 

節約して貯蓄にまわすスキルを身につける

60歳を目前にして、安定した正社員登用などまず期待できません。

これからは仕事をするには、時給や日給で働くことがほとんどかと思います。

そして時給も若い人よりは少なくなってしまいます。

体調を崩して休んだり、年末年始や祝日など出勤日数が少ない月はお給料も少なくなってしまいます。

だからそんな時のために貯蓄をしておかなければなりません。

 

もともと多くないお給料から貯蓄をするのは大変なことです。

Wワークで収入を増やす方法もありますが、体力に自信がないならやめた方が無難です。

そうなると無駄をはぶき節約して、貯蓄するしかありません。

カツカツすぎて心も体もおかしくなる節約はするべきではありませんが、今後生きていくためのスキルとして節約の習慣は身につけた方がいいです。

節約している人には、呆れるほど初歩的なことですが

・購入した食材は、献立を考え工夫してうまく使い、使い切る。

・会社にはお弁当、お茶を持参する

・買い物する時は、必要なものかを十分考えてから購入する

・少しでもいいから、毎月必ず貯金する

世の中にはこれができていない人もたくさんいるのです。

節約の方法はたくさんありますが、初歩的な節約はすぐにでもするべきだと思います。

 

突然無職になってしまったり、病気やケガで仕事を休まなければならない時のため。

資格取得や起業のための資金としても、貯蓄が必要です。

働けるうちに頑張って働いて、先で後悔しないようにしたいですね。

 

現状をしっかり把握する

不安や悩みが大きいほど向き合うのが怖くて、目をそらしてしまいます。

50代、60代になると目の前の老後のことを考えると不安だらけ。

余計なことは考えないようにして、明るく楽しく生きていこうかと思い直したりします。

たしかに心配ばかりしているのは精神的にも良くないですし、生きる気力を失いそうです。

明るく前向きで生きていたら、人生良いことも起こるかもしれません。

でも目を背けてばかりいたら解決することもありません。

今の収入、貯蓄、自分がいくらくらい年金をもらえるのかなど、現実を把握はしておいた方が良いと思います。

 

私は今まで現実と向き合うのが恐ろしくて、考えないようにしてきました。

知ったらかえって生きる希望も気力もなくしてしまいそうで…

でも見たくない、知りたくないことも、いったんは見ておかないと、対策もたてられない。

ただ何もせず流されていくことが、実はいちばん恐ろしい結果となるのではないかと思い始めました。

私の年金はとても少ないのはわかっているのです。

結婚してから借金を抱え、長いこと生活していくのも大変な状況だったので、国民年金保険料を払えないことが何年もあったのです。

今こうしてブログを書いていても、年金のことを考えると条件反射のように不安が押し寄せてきます。

 

どんなこともそうですが、目を背けていたり逃げている時がいちばん不安が強いものです。

私も将来もらえる年金が少なくて目の前が真っ暗になりますが、それならそうと今後のことを考えておかなければなりません。

簡単なことではありませんが、現実を把握したうえで今後の自分の生き方をしっかり考えていきたいと思っています。

 

 

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